新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

株価の上値が重いです。-久しぶりの株ネタです。

 久しぶりに株ネタでブログを書きます。今日もツマクマの死後の事務処理を継続しましたが、大体目安がつきました。それで久しぶりに株ネタで書いています。

 ギリシャ危機と中国の株式市場の危機で株価は大きく下落しました。その頃ツマクマの病状が悪化したので、株どころではなくなりました。

 その後ギリシャ問題でEUとの妥協が成立し、中国の株式市場も政府が強力に介入したおかげで株価も2万円台を回復し、さらに20500円台を狙うところまで来ました。

 今日は一休みです。今日は日経平均で70円ちょい高でした。一時は20円高まで落でち込んでいました。引け値は70円高で引けました。

 やはり20500円の壁は厚そうです。ギリシャ問題にしても中国の株式市場の問題にしても抜本的な解決ではありません。取りあえずこれ以上事態を悪化させないようにしただけです。

 問題のタネはくすぶり続けています。当面の危機は去ったので次はアメリカの金利引き上げです。ギリシャ問題も中国の株式市場の問題も一段落したので、いよいよ9月の引き上げが視野に入ってきました。

 すでにアメリカの金利引き上げは株式市場では織り込み済みとの意見もありますが、ふたを開けてみるまで分かりません。

 アメリカの金利高を見て世界中の資金がアメリカに向かうという意見もあります。そうなれば新興国は資金難に陥るでしょう。

 イランとの核問題での合意が経済にどう跳ね返るのかも不明です。経済制裁がなくなれば、イラン原油は世界中に流れ出すでしょう。原油安の原因にもなりかねません。

 イランは経済制裁で財政が厳しい状態なので、どんどん増産して海外に輸出したいはずです。今でさえ各国の経済が後退する中で原油は余り気味です。

 ことほど左様にさまざまな問題が世界経済の伏流水として流れています。いつそれが顕在化するか不明です。日本の企業の景気が良いだけでは株価は上がりません。

 グローバル化した時代、世界の情勢が株価に大きく影響します。おじさんの持ち株もほとんど、以前の株価を回復していません。日経平均は以前に戻りましたが、個別の株価は大きく下がっています。

 明日の市場が注目されます。大きく上げるようだと21000円台が視野に入ってきます。もし下げるなら週末にかけて調整ということになります。