内閣支持率の皮肉ー不支持率の一番高い新聞社は
このところ俄然政治が面白くなってきました。安保法制を強引に採決した後次々に世論調査が発表されています。
不支持率が支持率を大きく上回っています。さすがアンチ安倍の朝日新聞だと思いました。ちなみにどちらかと言うと政権よりの時事通信の世論調査では支持が40%不支持が39%でぎりぎり支持が不支持を上回っています。
産経新聞の安倍政権ひいきはよく知られている通りです。その産経新聞の世論調査での不支持率が最高なのです。そういえば自民党と民主党が政権交代した時の産経新聞の世論調査でも民主党の支持率が自民党を上回っていました。
そして、今回の産経新聞の調査は18日と19日に実施されたものです。つまり1週間くらいの間に大きく支持率を下げたことになります。
ここで反安倍を鮮明にして、さらに安倍政権の支持率が落ちた時に名乗りを上げようと言う議員も出てくる可能性があります。もう少し様子を見てなどと言っていたら時流に取り残されるでしょう。
ヤング小泉などが名乗りを上げたら一気にブームになる可能性もあります。おじさんが押す谷垣さんなどはおとなしいのでたぶんそんな大それたことはできないでしょう。
あくの強い議員の二階さんくらいが出てくる可能性もあります。そのためには内閣支持率が落ち続けなければなりません。支持率が30%そこそこになるか、不支持率が60%越になると政界も面白くなるのですが。
おじさんは何度も書いていますが、アベノミックス以来安倍政権を信用していません。今行われていることはアベノミックスを含めて将来に禍根を残すことばかりです。
安保法制可決は仕方がないことですが、これ以上災いが広がらないためにも、安保法制成立を花道に退陣してもらいたいものです。