旧天領の町へ小旅行をしてきました。
今日は時間があったので小旅行に行ってきました。それで帰りが遅くなりブログを書くのが遅くなったのです。目的地はおじさんの隣県の天領です。
今回はJRで行くと言うのが目的の一つでした。もう一つの目的はその天領の代官におじさんと同じ姓の旗本がいたのです。おじさんの姓は結構珍しいものなのです。
あるサイトを見ていたら東京でおじさんと同じ姓の人が集まって会を作っているようでした。多分皆名前の由来などを人から聞かれているのでしょう。
その市立図書館は郷土資料がとても充実していました。小さな都市なのにとても意外でした。郷土資料でまず調べるのは○○市史と言ったたぐいです。調べてみると確かにおじさんと同じ姓の代官がいました。
12年間もその天領の代官を務めていました。代官の場合5年程度で転勤するのですが、その代官は長期勤務でした。逆に言えば落ち度がないので長期勤務できたのでしょう。その代官のことを知ったのはその地方の観光地に行ったときです。
その代官の名前が出ていたのです。もう一つ意外なことを知りました。その代官は隣接する藩で起こった農民の逃散事件にかかわっていたのです。
それに対して代官は隣接する藩の担当者に農民の訴えが正当であるとし、釈放を求めたそうです。隣接する藩の方もその意見を受け入れて農民を釈放したそうです。
江戸時代隣接する天領の代官に訴えでたりすれば、それだけに処刑されても文句のないところです。それなのに、代官が自ら農民の訴えを良しとして農民を釈放するよう求めたのですから大変なことです。
市史によれば、そのため釈放された農民の住む地域では、その代官のことを後々まで感謝したと述べていました。事なかれ主義の江戸時代自ら農民救済に乗り出したのですから偉い代官だと思いました。
自分と同姓であることが誇らしかったです。もちろんおじさんと縁もゆかりもない人なのでしょうが。そのせいか、この天領のある県では他県では珍しいおじさんの姓と同じ姓の人が多いようです。
この県の出身の人はおじさんの姓について全然珍しくないですよと言います。もう一つその市立図書館で面白かったのは凡そ他の市立図書館で見ることのない新聞があったことです。
市民もそこでいろいろ新聞を読んでいましたが、誰一人そのことに不満をもっているようにもありませんでした。江戸時代は交通の要所でもあったので、さまざまな人が行きかい、さまざまな意見を持った人が来たのでしょう。
そんな伝統があるので市立図書館に赤旗を置いても市議会の保守派議員から問題提起がないのだと思いました。
かえって見てみるとおじさんの持ち株の一部がまた上がっていました。日経平均はそれほど上がっていませんでしたが、おじさんの持ち株が上がっていたのでうれしいです。明日は家の雨漏りの調査に建設会社の人がきます。