新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

意外な展開ー日米株価のかい離

 今日は株についてブログを書きます。今日の株式相場は午前中は下げていましたが後場盛り返して結局60円高で引けました。

 後場値段を戻してくるとは意外な感じがしました。と言うのは昨日のアメリカの株式相場が大きく下げていたからです。このところアメリカの株式市場は下落傾向にあります。

 一時アメリカの株式市場は18000ドル越まで行ったのですがその後は下げ基調です。アメリカこそ世界で唯一景気が回復しつつあると言うのにです。

 アメリカの株式相場はアメリカの金融当局の金利引き上げを警戒しているのだと思います。金利が引き上げられれば、当然株式相場は下落します。

 今のところ今日発表の雇用統計次第て9月の引き上げが決定しそうです。おじさんは引き上げは早くて12月遅ければ来年3月と思っていました。

 数か月前のアメリカの投資家もそう見ていたはずです。ただ9月と決まったわけではありません。案外12月まで延期になるかもしれません。

 そうなればサプライズで一気にアメリカの株式市況が300ドル高と言ったことになるかもしれません。今のまま9月引き上げとなっても、決定後は株式相場は小幅ながら値上がりすると思います。

 買いの逆でうわさで売って現実で買うというところです。ただ怖いのは金利の引き上げが9月だけにとどまらなかったり、値上げの幅が0,25ではなく0.5とかになった時です。

 これもサプライズで大きくアメリカの株は売られるでしょう。日本の場合金利引き上げの日本への影響は小さいと見ています。

 それはアメリカの金利引き上げでさらにドル高が進んで円安になるからです。円安は日本にとって利益という考えが強いので、まだ買っているのでしょう。

 しかし、アメリカの金利引き上げが現実のものとなった時、資金が金利差を求めてアメリカの国債などに移動する可能性もあります。

 アメリカの株価下落を全く無視したかのような日本の株式相場はちょっと危険な気がします。と言ってもおじさんの持ち株の大半がわずかですが上がってきています。

 このところ下がっていた地銀株もやっと買値近辺まで戻してきました。来週の相場がどうなるか注目されます。おじさんの予想では週内に日経平均が10500円に寄せてくるのでは思っています。