YOUTUBEの音楽を聴いています。
今日はおじさんには珍しい音楽ネタです。おじさんの知り合いでおじさんがカラオケなどで歌っている姿を見た人はほとんどいないと思います。
おじさんの兄弟は全員歌と縁のない人間ばかりです。兄弟でそもそも飲んだりすることもありません。まして一緒にカラオケに行くなどありえないことです。弟は某中央官庁の事務官でしたが、宴会でどうしても歌を歌わなければならないときは鉄腕アトムの歌を歌っていたそうです。
長兄の結婚式で余興に兄弟で歌を歌えと司会者に言われて「田原坂」を兄弟3人で歌ったのが覚えている限り兄弟で歌を歌ったたった一つの記憶です。
自分で歌うのは嫌いですが、(歌える歌もわずかです。)聞くのは好きです。最近ユーチーブで聞けることを知ってよく聞いています。好きな歌のほとんどは若い時分のものです。フォレスタが人気なのも良く分かります。
おじさんは大学紛争とは無縁でしたが、この歌を聞くと紛争の時代を思い出します。ユーチュウブで聞くことができます。おじさんが中学生の頃だったと思いますが、「愛と死をみつめて」という歌がありました。これは何度聞いても感動します。
やはり中学生の頃だったかと思いますが「学生時代」という歌が流行りました。おじさんが合格したのに行かなかった某大学院がこの歌のイメージでした。学生時代に出てくる大学ではありませんが。
「氷雨」も好きです。ある高校の修学旅行で長野県に行ったバスの中でクラス全員で歌いました。外はまさに「冬の雨」でした。あの時のことは一生忘れられません。
確か自民党の谷垣幹事長が「練鑑ブルース」の話をしたのを聞いたことがありますが、おじさんの時代この歌が流行りました。
「若者たち」というドラマ主題歌も印象に残っています。「僕の行く道は」で始まります。助詞「の」には主格・連体格・体言代用と3つの働きがあります。
「私の本」は連体格です。「この本だれの」「それぼくの」の「の」は「僕の本」と言うのを代用しているのです。最後に主格「の」は「が」にも置き換えられるものです。
「ぼくの行く道」は「僕が行く道」にも置き換えられます。ですから助詞「の」の主格の説明にこの歌を使っていました。ちなみに主格の「の」を使うと「が」より柔らかい印象になるのです。
ある高校に居る時「カスバの女」をカラオケで歌われる先生がいました。この歌もユーチュブでよく聞きます。古典語で「美しい」の意味の語は「うるわし」です。古典語で「うつくし」と言えば「かわいらしい」の意味になります。
「うるわし」は現代では余り使われません。おじさんの好きな「人を恋うる歌」で「みめうるわしく情け有」というのがあります。これはちょっと古い歌ですが、「さくら貝の歌」では「うるわしきさくら貝ひとつ」とあります。
ツマクマがいる頃は聞かれたら恥ずかしいので、不在の時聞いていました。今は亡くなったので自由に聞けます。昼間でなく夜寝れない時にビールかワインを飲みながら聞いています。