新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

株式市場おやおやの安値引けです。

 以前日米の株価のかい離について書きました。アメリカの株価が下がっているのに日本の株価が上がっていることについてです。

 昨日前場で下げていたので、やっとアメリカの株価の傾向に合わせたのかと思っていたら後場上げました。なんだこれはと思っていたらアメリカの株式市場も3けたの上昇でした。

 中国の経済への懸念が後退したからだと説明されました。ギリシャ問題が取りあえず落ち着いている現在中国の景気動向が気になるところです。

 また9月の金利引き上げについてもアメリカの株式市場はすでに織り込み済みのようです。それでアメリカの株式市場はが大幅高になったのだと思っていました。

 今日は午後からリハビリがあったので、後場の動向を知りませんでした。リハビリから帰った後もツマクマのお参り客が続いて、先ほど日本の株式市場の終値を見たところです。

 みてびっくりです。何と後場引け値で87円安なのです。寄り付き120円高だったし、アメリカの株式市場が200ドル以上の値上がりだったので、後場さらに上げ幅を拡大したと思っていたのです。

 やはり日経平均20900円越の水準は警戒水域なのでしょう。これを越えればあとは21000円台突入です。今日は対ドル円で124円越まで来ました。

 対ドル円も125円の壁があります。これを突破するほどの力はなさそうです。アメリカ政府も125円を超えるドル高を容認しないと思います。

 放置すれば125円どころか130円に接近してしまうからです。日経平均も20700円台に戻りました。今世界の経済状況を見ても大きく大台越する状況ではありません。

 大きく買われれば売られ、売られすぎとと思ったら買われるが、ある一定の水準は超えないというところです。株式相場も外国為替相場もそのようです。

 アメリカで大きく株式相場が上がったところを見ると案外9月の金利引き上げは延期なのかもしれません。9月が延期となると次は12月ということになりそうです。

 金利引き上げがないとなると対ドル相場も122円近くまで円高が進む可能性もあります。相場は本当に一寸先は闇です。ここでアメリカの金融当局が金利引き上げを発表すれば金利引き上げについて楽観的だった投資家は一気に売りにでるでしょう。

 まあデイトレのような短期売買はしないおじさんですから、取りあえずは持ち株が目標値まで来るのを待つだけです。9月には前期の配当落ちがあるのでそれを楽しみに持ち株を持続するつもりです。

 明日は年1回の市の検診です。