昨日に続いてダブルパンチーその原因は
昨日はニュースをよく読んでなかったので、なぜ後場急落したのか理解できていませんでした。昨日中国が人民元を切り下げたのが下げの原因だったのです。
中国経済が世界経済にいかに大きくかかわっているかの象徴のような出来事です。昨日も相場は一寸先は闇と書きましたが、年初の株価予想を覆す問題です。
アジアではタイとマレーシアが通貨を切り下げる可能性があると報じられていました。世界的な通貨切り下げ競争になれば、アメリカのドルの独歩高の可能性もでてきます。
そうなるとアメリカ経済にも影響が出てきます。日本も実質的な通貨切り下げをやっています。対ドル78円くらいから124円まで円安になっているのですから。
中国は通貨切り下げで輸出増加を目指しているのでしょう。日本への影響としては通貨切り下げで観光客の減少や爆買いの低下が言われています。
4年前おじさんが中国に居た頃1元15円でした。それが今1元20円なのです。1万元で手取り5万円の増加ということになります。これだけ元高になれば日本に買い物にくるはずです。
もちろん切り下げ率はそれほど高くはなさそうです。ですから、実質的な影響は少ないと思うのですが、人民元が切り下げられたということの象徴的な意味が大きそうです。
それほど中国経済が悪いのかということになるからです。中国にはヨーロッパの企業が進出しています。日本以上にヨーロッパへの影響が大きそうです。
おじさんの予想ではまもなくショックも沈静化すると思います。ただこれで世界経済をけん引しているのはアメリカだけだと言うことが良く分かりました。
今週中で元切り下げショックは終わって来週盆明けから再び相場が上昇すると思います。