新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

人民元の切り下げをどう評価するか。

 今日は日経平均が200円ちょいの値上がりでした。これまでの下げは人民元の切り下げを深刻な問題と評価したからです。

 逆に今日の値上がりは人民元の切り下げをそれほど深刻でないと評価したからでしょう。アメリカの株式相場の値下がりが昨日の時点で止まったので、今日の日本の株式相場は値上がりするだろうと思っていました。

 ショックは持続しないものです。ちょうど工場の火事で株価が下がるようなものです。火事で焼けた損害は短期間に回復できるのです。

 人民元の切り下げの影響をどの程度にとらえるのかは難しいものです。中国経済のファンダメンタルが大きく変化したとなれば、世界経済に影響しないわけはありません。

 アメリカの株価を見るとそれほど深刻にはとらえていないようですが、報道を見ると新興国の通貨がドルに対して値下がりしているようです。

 また、人民元の切り下げが世界的なデフレを招くと言う意見もあります。おじさんの中国滞在での印象では、中国ではまだまだ需要は多いと思います。

 日本のような需要不足ということはありませんが、中国人の国民性から言って一方向に突っ走るところがあります。それで需要以上の供給をしてしまったようです。また、質より量と言った側面もあります。

 今回の人民元の切り下げは取りあえずクリアできるとは思いますが、次にどんな手を中国当局が打ってくる全く不明です。
 
 日本の場合企業業績がまずまずなので株高は続きそうです。おじさんの持ち株でも電力株のような内需関連株が年初来高値を更新しています。

 逆に某鉄鋼株が年初来安値更新です。高安まちまちです。これからの投資は難しいです。2年前であれば何を買っても値上がりしたのですが、今はどの株もほぼ高すぎて買いにくいです。

 今のところ某都銀株を買おうかと思っています。配当金狙いです。ここだと100万円を超える程度で半期で数万円の配当がもらえそうです。

 12月には結構年越しの助けになるくらい配当がもらえそうです。今日から孫たちが来ました。今から夕食を一緒に作ります。