新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

株式相場は大幅反発

 昨日は株式相場の見通しは不明と書いたのですが、その後昨日の時点で欧州の株式相場が大幅高だったので、日本の株式相場も値上がりするだろうと思っていました。

 昨日の夜間の日経先物でも値上がりしていたので、今日の値上がりは予想通りでした。今日は所用で県庁所在地の町へ行っていたので、今相場をみたところです。

 日経平均で570円の値上がりでした。おじさんの持ち株も全て値上がりです。と言っても買った時の値段からは大きく離れています。

 含み益がでているのは某船株と某電機株くらいです。今年に入って買った某地銀株と某都銀株は含み損がでています。某鉄鋼株は鉄鋼業界が低迷しているので当然含み損がでています。

 電力株に至ってはまだ東北大震災の影響で大きく下がっています。買値の三分の二くらいの値段です。配当を楽しみにして買ったのですが、以前の配当に比べれば少ないものです。

 さてこのまま株価が回復するかですが、何とも言えません。今日の値上がりが単なるあやもどしかもしれないからです。売られすぎたというだけで取りあえずこの水準なら買ってみるかという様子見買いかもしれないのです。

 アメリカの株式市場は昨日値下がりしていましたが、今日は日本や欧米が値上がりしたのを受けて値上がりすると思います。しかし、チャイナリスクはまだ少しも回避されていないのです。

 今日の買いは中国政府が何とかしてくれるだろうという甘い見通しの上に成り立っているような気がします。もし、その見通しが甘かったなら再び下げに転じるでしょう。

 その時は日経平均17000円台どころか15000円台までくらい下がる可能性もあります。逆に中国政府のてこ入れで何とかなりそうだということになれば、早晩20000円を超えさらに23000円くらいまで逆に値上がりする可能性もあります。

 相場は一度大きく調整するとあく抜けと言って以前のレベルを大きく上回ることがあるのです。最後のポイントはアメリカの金利引き上げです。今日の株価回復で9月実施の可能性もでてきました。

 アメリカの金融当局がチャイナリスクをどう評価するかです。それほどアメリカ経済には影響ないと考えるなら予定通り9月に引き上げるでしょう。ただその可能性は少ないと思いますが。

 明日以降多分20000円台を目指して急速に値上がりすると思います。ただ市場は一寸先が闇なので何とも言えないところがあります。