新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

人より80万円多く収入を得るには

 昨日あるサイトの面白い記事を見つけたのでそれについて書きます。標準より80万円多く収入を得ている人はどんな人かという記事です。

 まず「うそをつかない」ことなのだそうです。これは言うは易く行うは難しです。人は何かまずいことがあると嘘をついてごまかそうとします。

 しかし、結構嘘と言うのはばれるし、ばれないようにするにはそれなりの努力が必要です。逆にどんな場面でも嘘をつかないという人は信頼されます。まずい場面でも嘘をつかないで正直に謝罪すれば、それはそれでけじめがつきます。

 それを嘘をついて何とかごまかそうとすると、信用を失ってしまいます。あの人が言うなら間違いないと言う評判を立てることができるならどんな仕事でも有利に働くでしょう。

 東芝東洋ゴムオリンパスがそうですが、嘘に嘘を重ねていると失うものが非常に多くなります。おじさんが以前某特殊法人立の専門学校にで教えていた時にも話したことあります。

 そこは工業系なので、特に強調しました。データーが予想通りでないからと言ってデーターの偽装をするときっと後でつじつまが合わなくなってばれてしまう。機械の場合だと壊れて事故になることもある。そうなれば、民事だけでなく刑事責任まで問われることになると話ました。

 文系でいえば決算のごまかしです。もし上司から命じられたら断りなさいと言いました。くびになっても後に民事や刑事の責任をとらされるより、別の仕事を探したほうがいいと言いました。

 おじさんは教師だったので正直に生きていけたので良かったです。次が「他人に親切にする」です。人間恩義というものを感じるものです。「情けは人の為ならず」(人に情けをかけるのは人のためでなく、自分のためです。)

 どこの世界でも親切にされて恨む人はいません。恩義こそ実は最大の財産なのです。それは、自分が何か人にしてもらいたいときに現れます。親切にしてあげた人は何十年後でもそれに報いてくれます。逆にひどい扱いをされた人は何十年後でもそのことを恨みに思っているのです。

 立場が逆転することなど、この世の中にはいくらでもあることなのです。次は「ルールを守る」です。ルールを間もならない人ほど困った人はいません。ルールの中で大事なのは約束を守ると時間を守るです。

 おじさんの実家の家訓は「時間を守れ」「陰険なことはするな」でした。おかげで約束の時間を守れなかったことはありません。時間をきちんと守る人はその他のことでもきちんとしています。

 仕事もきちんとやってくれるのです。うそをつかず、他人に親切でルールをきちんと守る人と仕事をしたいです。とくに他人に親切な人は心やさしい人です。チームで仕事をする時、嫌な人と仕事をする気にはなりません。仕事の効率も落ちます。

 親切は他人にも波及します。普通の人間なら親切になりっぱなしということはありません。親切が親切を呼ぶのです。ここまでは、どちらかと言うと現状維持です。

 さらに先に進むには「勉強をする」です。いくつになっても勉強をする必要があります。勉強と言っても本を読むだけでなく優れた人のやり方を学ぶのもよいでしょう。

 失敗を学ぶというのも勉強です。偶然成功することはあるが、偶然失敗することはないと言います。失敗には必ず理由があるのです。それを勉強することも良いことです。

 まあ、以上書いた4つの項目を実行して人から嫌われることはありません。仕事の上で人から嫌われることほど仕事に支障がでることはありません。

 以上4つと逆なことをする人と一緒に仕事をすると考えてもらえば分かります。嘘はつく、高飛車で人を見下す、ルールは守らず勉強もしない。

 こんな上司や部下、同僚、取引先とお付き合いしたいとは思わないでしょう。この4つの項目を守る人の収入が多いのもわかる気がします。