新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

またまた大幅安です。-株価政権の面目丸つぶれ

 今日は朝の段階では160円ちょい安だったのでまあそんなものかと思っていました。その後証券会社から200円越の安値だと電話がありました。

 証券会社の担当者は損切りして大きく下がっている優良株を買ってはどうかという電話です。もちろん今のような不安定な時に株を買うはずもありませんが、適当の相槌を打っておきました。

 相手も脈がないと思ったのかすぐあきらめました。おじさんは基本証券会社の勧める株を買ったりしないのです。まれに付き合いで少し買いましたが数十万円レベルです。

 午後はリハビリに行ったのでその後の株価の変化を知りませんでした。今でもガラケースマホのような便利なものを持たないので、家に帰ってパソコンで相場を見てびっくりです。

 日経平均マイナス724円の安値引けです。昨日もし大きく下げたら株価の回復は難しいと書いたのですがその通りです。先日の値上がりでここが底だと思って買いを入れた人も多かったと思います。

 今のところ日本の株価とアメリカの株価は連動しています。アメリカが下がっているのに日本だけ上げることはありません。ところで先ほどアメリカの株式先物の値段を見たらマイナス300ドルちょいでした。

 昨日の株価の値下がりよりはるかに大きいです。このままいけば今日のアメリカの株式相場は大幅下落でしょう。そうなると明日の株式相場も連日の下落となる見込みです。

 このままでは日経平均18000円割れは確実です。数年前からの安倍政権の投資推進策もとん挫しています。官の買いもこのところの下げには対応できないようです。

 また別の説ではすでに年金は買いを終えて今は日銀だけが買っていると言っていました。相場が下げたからと言って年金も買うわけにはいかないでしょう。

 最後に買った分についてはそろそろ含み損が出始めたはずです。アベノミックス成功の例として株価高騰をあげますがその神通力もここまでのようです。

 日曜日には反安保法制のデモ隊が国会周辺を埋め尽くしたようです。昔は大規模なデモが日本でもありました。しかし、2000年以降あんな大規模なデモは初めてです。

 株価はこの先どうなるか全く不明です。米中という世界を二分する経済大国の一つが景気減速し始めたのですから、日本を含めた世界中が影響を受けるはずです。

 中国経済崩壊論を主張する本が出回っていますが、今回の株価下落で分かるように、もし本当に中国経済が崩壊したら世界大恐慌になるでしょう。中国経済が崩壊して日本だけが無事などと言うことはあり得ないと言うことが今回の株価下落で分かったと思います。

 明日の株式相場を見るのが怖いです。おじさんの持ち株も相当な含み損を抱えています。