新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

何が何だか分からない株式相場

 今日も激しく乱高下しています。朝方は昨日のアメリカの株式相場の下落を受けて大きく下げました。日経平均17800円台まで下げました。

 おじさんは今日は歯医者の検診でそこまで見て出かけました。その後家に帰って相場を見ると逆に値上がりしているではありませんか。昨日のアメリカの株式市場は大きく下げたのですから特に新しい材料が出たとも思えませんでした。

 その後ツマクマへのお参りの人が来たり所用で出かけたりして帰宅したら何と終値は70円近い下げでした。今日の高値が18400円台で安値が17800円台ですから、600円近く動いているのです。

 このところ、こんな相場展開が多いです。一日で600円も動いたら大変です。相場の中心がどこなのかさっぱり分かりません。

 寄り付きの安値は分かります。昨日のアメリカの株式市場を見て取りあえず売っておこうと言うところでしょう。ところがその後の買いが分からないのです。

 昨日も書いたように、今中国の動きがさっぱり掴めません。このまま中国政府が何とか経済をコントロールするのか、ずるずる景気が後退するのか見えてこないのです。

 アメリカの金利引き上げも取りあえず9月に入ったのでこのまま引き上げなしで終わると思っていますが、これも分かりません。

 今日の乱高下を見ると相場が底打ちしたとはとても思えません。先週の大幅値上がりで底を打ったかと思ったのですが、この数日の相場展開を見るとそうも思えません。

 損切りして新規に購入など怖くてできません。新規に購入した途端に大幅下落ということも考えられるからです。官製相場も年金はほぼ買いを終えたようでとても日銀だけでは相場を支えられないので、今度は郵貯をはやしているようです。

 郵貯が終わったらもう官で買い支えるところはありません。今日の日経先物は100円以上の安値のようです。明日もお出かけなので相場展開を追うことができません。

 今日のニューヨークの市場はどうなるのでしょう。こんな中途半端な相場展開なら思いっ切り下げて16000円とか15000円台まで行ってそこから再度仕切り直しした方がよさそうです。

 TPPの挫折、国立競技場建設の建設中止、五輪エンブレムの仕切り直しとこのところ安倍政権にとっておもしろくないことが続いています。頼みのロシアも北方領土にロシア政府首脳が訪問するなど外交もさっぱりです。拉致問題もとても北朝鮮から取り上げてもらえそうもありません。

 いけいけどんどんだった安倍政権もここにきてすることなすこと裏目ばかりです。野田議員が総裁選に立候補すれば政治も面白くなるのですが。