新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

戻りが弱いです。

 今日は朝から出かけていたので、株式相場が終わって結果を見ました。結果はおじさんの予想と大外れです。今日は日経平均200円以上の上げと予想していたのです。

 理由は昨日のアメリカ市場が300ドル近い上げだったからです。アメリカがあそこまで値を上げるのだから日本も最低でも200円以上は上げるだろうと思ったのです。

 ところが朝方は400円近い値上がりをしていたのですが、結局安値引けに近いところで終わりました。値上がりはたった80円ちょいです。

 日経平均80円ちょいの値上がりというのは寂しいです。もちろんおじさんの持ち株のほとんどが変わらずか値下がりです。

 夏のボーナスで株式投資を始めた方は今回の下げで含み損を抱えていると思います。政府の投資へという掛け声につられたらひどい目にあいます。

 ところで今日の相場はどう見たらよいのでしょうか。売りがどこから出たのかと言うところです。昨日アメリカで株価が大きく上昇したのは、チャイナリスクが後退したと見たからでしょう。

 日本の株式相場がアメリカほど値上がりしなかったのは、投資家がチャイナリスクはまだまで続くと思っているからでしょう。もし、何度も書いたように株価が底打ちしたのなら、目ざとい個人投資家は買いに入るでしょう。おじさんの持ち株も高値から50円近く値下がりしています。

 もっと大きく値下がりしているものもあります。しかし、だからと言って今買えません。まだまだ相場が安定いていないからです。

 対ドル相場も以前なら125円を超え130円を目指すと言われればそうかと思ったでしょう。しかし、仮にアメリカの金利引き上げがあってもそれほど円安にならない気がします。

 中国の景気後退は世界経済に影響を与えそれはアメリカにも及ぶと思うからです。まさに中国発の世界景気の後退と言ったところでしょう。

 現代では中国とアメリカが世界経済を支えているようなものです。その一方が壊れれば全体が壊れてしまいます。この先中国がどう景気を立て直すか不明ですが、もし中国経済が立ち直らなければ世界不況へと進むことになるでしょう。