初めに神は天地を創造された。-今日の説教から
先週は牧師が休暇なのでおじさんが説教をしましたが、今日は牧師も戻り通常の説教になりました。先月までマルコ福音書の講解説教(初めから順番に説教すること)でしたが、今日から創世記の説教になりました。
創世記は50章にも及ぶので説教をするのも大変だと思います。おじさんも以前創世記で説教をしたことがあります。ところで今日は1章1節からです。「初めに神は天地を創造された」というのが聖書の一番最初の書き出しです。
神は天地や人間に先んじて存在したのです。神が作った天地は最初混沌としていたとあります。神が統治しない世界は混とんとしており「闇が深淵の面にあり」と続きます。
イスラム国の世界がまさにこのような世界なのでしょう。人々は混とんとし、闇の世界に生きているのです。彼らの世界には神がいないのでしょう。必ず歴史はこのような連中を裁きます。
さて、旧約聖書によればこのような混とんとし、闇の世界に向かって神は「光あれ」と宣言します。この宣言によって世界は救われるのです。聖書では「神は光を見て、良しとされた」とあります。
そしてその言は「神であった」とまで言います。日本では言葉より心の方が重い物とされます。言葉じゃないよ心だよと言ったところです。
人間こそがすべてを支配すると考えるのとは180度異なるのです。現代人にはなかなか受け入れがたいと思いますが、そんな考えもあるのだと思ってもらえれば結構です。
明日からまた世俗の生活が待っています。明日の株式相場がどうなるか注目されます。