新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

やはり「まだ」でした。-今日の株式相場

 昨日相場は「もう」なのか「まだ」なのかと書きましたが、取りあえずの答えは「まだ」でした。今日は寄り付き後値上がりしていたので、そのまま値上がりするのかと思ったらあっと言う間に値下がりしました。

 おじさんは午後からリハビリだったので、4時頃家に帰って終値を見てびっくりでした。何と日経平均で400円以上も下がっていたのです。

 今日も高安の差は500円以上あったと思います。まさに乱高下です。経済指標の一部は良かったのですが、全体としては景気後退感がぬぐえません。

 富裕層などが株高で高額商品を買ったようですが、今回の下げでそれも減少するでしょう。20000円台から17000円台まで下落したのですから含み損を抱えている人が多いと思います。

 もちろんおじさんもそうです。アベノミックスによる株高で大儲けした人もその後の株価の下落で損をしているでしょう。それも先物信用取引をしている人の損失が拡大しているはずです。

 アメリカの株式市場も昨日は270ドル近い下落でした。まあアメリカがこれだけ株価を下げているのですから、日本だけが値上がりということはなさそうです。

 中国経済の後退が輸入を抑えているようです。今回のチャイナショックの根源である中国経済の回復が見込まれない限り株価の本格的な値上がりは難しそうです。

 もちろんここで日銀が再度の金融緩和策を打ち出せば別ですが、それも難しいでしょう。すでにアベノミックス効果は失われつつあると思います。

 おじさんとしては、ここで再度の金融緩和を行えばさらに現在の金融政策を変えることが難しくなるでしょう。一旦出口政策が話題になると一気に株安になります。

 アベノミックス効果の最大の結果が株高だったのですが、それがなくなったら、あとは何も残りません。物価上昇など夢の又夢でしょう。今回の株価下落を見て消費者はさらに財布のひもを締めるでしょう。

 今日は内需関連とくに建設業界などの株が大下りでした。おじさんが持っていた某建設株もおじさんの売値を下回っていました。一時建設株はもてはやされたものです。

 オリンピック景気もオリンピック関連のスキャンダル続きでさっぱりです。さてさて明日の相場はどうなることやら。