新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

恐ろしいほどの値上がりです。-株式相場

 昨日株式相場は「まだ」と書いたのですが、昨日のアメリカの株式市場の値上がりを見て今日は上がるだろうと思っていました。しかし、アメリカの株式市場の値上がりが200ドル台だったので、日本の株式市場の値上がりも400円くらいのものだと思っていました。

 今日も朝方から出かけていたので株式相場がこんなに上がっているとは知りませんでした。日経平均で1300円もの値上がりというのは最近では聞いたことがありません。

 このところの安値で手ごろな値段だと投資家が思ったのでしょう。今日はさすがに持ち株は全て値上がりでした。特に某都銀株・某地銀株・某電機株は二桁の値上がりでした。

 と言ってもまだまだ買値を下回っているので含み損を抱えています。何とか含み損のうち2割程度戻したくらいです。ところで、この先株価がどうなるか全く不明です。

 と言うのもそもそもの発端である中国経済の見通しが全く立たないからです。中国の経済が減退していることは間違いありません。

 それをどの程度戻せるかが不明なのです。それにアメリカの金利引き上げ問題もそのままになっています。今回の下げはチャイナショックでしたが、次はアメリカの金利ショックが来るかもしれません。

 今回株価が持ち直したので早くて10月あるいは12月に金利引き上げがあるかもしれません。アメリカの金利が上がればお金がアメリカに戻ってくる可能性があります。

 そうなれば資源国は中国の景気減退で資源価格が下がった上にアメリカの金利引き上げで資金がアメリカに引き上げられて通貨安になり、インフレが進む可能性もあります。

 以前中国より東南アジアというスローガンがありましたが、東南アジアの大国インドネシア経済が厳しい状況になっています。タイもテロがあったりして政情不安です。

 タイへの観光は政情不安となれば減退するでしょう。おまけに軍政が続きそうなので、それに反対するデモなども起こりそうです。

 そういえば最近東南アジア進出も言わなくなりました。取りあえず日本は円安で企業業績も好調なので目が国内に向いているのでしょう。

 このまま株価は日経平均19000円台を目指すかもしれませんが、時限爆弾をうちに抱えているような状況です。今日再び大きく下がるようだと以前買った都銀を買い増してもいいかなと思っていたのですが、こんな状況なので静観です。

 明日の相場も気になるところです。やはりアメリカの株式市場次第だと思います。