新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今日も乱高下―ふらつく株式市場

 昨日1300円ちょいの大幅高だったのでどうなるかと思ったら予想通りの下げでした。まるでジェットコースターのようです。

 昨日のアメリカの株式市場が239ドル安だったので今日の下げは予想できました。それがどのくらいになるか分からなかったのです。

 これまでだと200ドル安で400円程度の安値でした。昨日の上げ幅はアメリカの株式市場の上げ幅から考えたら想像もつかないほどの値上がりでした。

 今日も一時700円以上の値下がりもありました。おじさんの経験でも数週間でこんなに激しい値動きをしたのは初めてです。

 気象も異常気象で金融政策も異次元の緩和で株式市場の動きも異常なものがあります。とても個人投資家の手が出るものではありません。これだけ極端な値動きをすれば、政府やマスコミに乗せられて株式投資を始めた初心者も手を引くでしょう。

 今回の株式の乱高下は株式を持たない人には何の関係もないのです。株式をやらなかった人はやらなくて良かったと思っているでしょう。やはり株式投資は怖いと思った人も多いと思います。

 昨日の上げ相場を見て今が買い時だと思った人も今日の値下がりで含み損を抱えることになったでしょう。どの業種が良いのかも分かりません。

 おじさんの持ち株でいえば地銀・都銀を問わずどちらも値下がりです。値上がりは某電機株・某船株・某電力株くらいです。それも小幅な値上がりです。

 同じ電機株でも下がったものもあります。電力株も同様です。業界というより個別銘柄で値上がりしたり値下がりしたりしています。

 以前アメリカの株式市場と日本の株式市場のかい離について書きましたが、今は一致しています。アメリカの株式相場で次の日の日本の株式相場が分かるようになりました。

 ところで外国為替相場の方はそれほど大きな動きはありません。対ドル119円から120円くらいが一番居心地が良いようです。

 以前は株式相場が上がると円安になったものですがそれも今はありません。昨日は1300円もの値上がりだったのに、対ドル相場はほとんど動いていません。これだけ値上がりしたら122円くらいまで来てもよさそうですが動いていません。

 従来の経験知が役に立たないような気がします。これから年末にかけてもまだまだ動きがありそうです。今日のアメリカの株式相場が気になります。