新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

少し落ち着いた株式市場

 今日の日経平均は35円安で引けました。このところの乱高下で相場が荒れていたのですが、今日はさすがにそれほど大きな動きはありませんでした。

 それでも1日の高安の差は230円近くありました。寄り付きで下げた後一時株価は上がったのですが、結局安値引けでした。

 これで今週の相場は終わりです。昨日のアメリカの株式相場が値上がりだったので、今日は最低でも100円近い値上がりになると思っていました。

 日経平均は値下がりでしたが、全体としては値上がりした株が多かったようです。おじさんの持ち株は高安まちまちです。

 電機株を二社もっていますが、値上がりと値下がりです。電力株も2社もっていますがこちらも値上がりと値下がりです。金融株は都銀も地銀も両方上がっていました。

 鉄鋼株は値下がりです。鉄鋼株は王様乞食と言われるように、鉄の相場次第です。中国の経済が良かったりすると値上がりするのですが、今は世界的な景気後退でさっぱりです。

 と言ってもどの株もまだまだ含み損を抱えています。次の相場を動かすテーマはアメリカの金利引き上げ問題でしょう。中国の景気後退は続きますが、これ以上の騒ぎにはならないと思います。

 逆説的ですが一党独裁であるが故に思い切った政策を取ることができます。欧米や日本ならマスコミや野党がうるさいところですが、中国の場合それがありません。

 アメリカの金利引き上げ問題がこれから最大のテーマになるでしょう。9月に引き上げはまずないと思います。もし10月に引きあがるならひと波乱あるでしょう。

 12月以降ということになれば、金利引き上げを見越してドルを買っていたファンドが失望売りにでて円高になる可能性もあります。そうなれば日本の株価にも影響を与えるでしょう。

 9月は配当落ちがあるので、それも影響するでしょう。相場が強い時は配当落ちを埋めて値上がりするのですが、今の状況ではどうなるか不明です。

 先日発表された経済指標については景気が足踏みしているとの意見が出されていました。また再来年の消費税引き上げも景気に影響を与えるでしょう。

 まだまだ不確定要素が多すぎます。来週も相場がどう動くか全く先行き不透明です。