日経平均17000円割れー持ち株の過半な2桁の値下がり
華々しく第二アベノミックスを打ち上げましたが、市場は連日の株安で答えてくれました。本屋さんには、中国が沈み日本の一人勝ちなどと言うタイトルの本がありましたが、今日の下げを見るとそんなことはあり得ません。
安保法制が終わってさあ経済の季節だと安倍さんは張り切っていますが、そうはなっていないようです。インドネシアの鉄道事業も終わってみれば中国にさらわれました。
株価政権の面目は丸つぶれです。今年の高値は20900円台です。そして今日が16900円台ですから、高値からすでに日経平均で4000円も下落しているのです。
20000円台で株や投信を買った人はすでにかなりの含み損を抱えていると思います。おじさんも今日は電機・鉄鋼・船と2桁の値下がりでした。
船は第一中央汽船という会社が会社整理に入ったことが嫌気されて、船株全体が大きく売られました。鉄鋼も世界的な景気後退の中での値下がりです。
今日大きなニュースがあったわけでもないのに、じわじわ下げています。これはとてもまずいです。これまでの経験から言って、このような下げ方の場合、どこが底値か分からないのです。
相場は生き物ですから、今日値下がりしても明日値上がりするかもしれません。ただ今の相場を見る限り年内25000円などはあり得ないと思います。
せいぜい20000円くらいのところが上限で、15000円が下限だと思います。