新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今日は持ち直しました。-おじさんの持ち株も全勝

  昨日の下げは想像以上の値下がりだったので、今日は昨日の半値以上の戻しでした。結局日経平均で450円ちょいの値上がりです。

 それ以上におじさんの持ち株の全てが値上がりしたのは珍しいです。こんなことは以前1回ありましたが、今日で年に2回と言うことになります。

 昨日の下げがすざまじかった反動でしょう。8月くらいから値幅の動きが大きすぎます。ちょっとついていけない状態です。どなたかも書いていましたが、年金などはこの値動きにどう対処しているのでしょう。

 株はもちろん売らなければ損はでませんが、7月からの高値で買ったのならもっているだけで含み損がでます。ところで、この先どうなるのでしょう。

 今日の鉱工業生産指数では減退が言われています。中国とそれに伴う新興国での景気減退が明らかになったのですから、当然でしょう。

 昨日も書きましたが、他国が沈んで日本だけが一人勝ちなどグローバル化した現代社会ではあり得ません。ヨーロッパの景気が上向いているという説もありますが、今回のVWの不正疑惑や移民問題などEUを揺るがす問題も多いです。

 自動車産業はすそ野が広いし、雇用されている労働者の数も多いので、VWの問題が深刻になるとドイツの景気にも影響するでしょう。

 今のままどんどん景気回復などということはないでしょう。アメリカだけが世界中で景気が良いと言われていますが、昨日のアメリカの株式相場はたった40ドルちょいの値上がりです。

 日本の場合は下げすぎの訂正で400円以上の値上がりでしたが、アメリカでは株価の回復が弱いです。中国経済もこのままズルズル後退するとは思えません。

 中国の場合確かに生産過剰ですが、日本と違って需要はいくらでもあります。今日発行の経済雑誌を見ていたら、今年の経済成長が高かった都市名が挙げられていました。

 何と一位は貧しさの象徴ともいえる貴州省省都貴陽でした。おじさんも5年くらい前この町に行ったことがあります。それほど賑やかな町ではありませんでしたが、今はビッグデータの集積地として繁栄しているそうです。このあたりは高原で気候もいいのです。

 地震もありません。その他内陸部の都市がずらりと並んでいました。日本で知られている町は成都四川省省都)と重慶くらいだと書かれていました。

 おじさんがいた町もありました。鉄道に高速道路、住宅改善など原材料(鉄鋼・セメントなど)を必要とするところは沢山あります。日本の高度成長期のようです。

 住宅の実需でも相当なものです。古いアパートを壊せて建て替えるだけでも膨大な需要があります。投資としてのマンションの話ばかりが日本では有名ですが、実需もあるのです。

 さて明日の相場はどうでしょうか。このところ、先日から勤務している専門学校の学生さんの作文の添削や授業準備で忙しいです。