新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

結構株価戻しました。

 今日は寄り付き下げていたので、どうかと思っていたら後場大きく上げてきました。一時は100円台の値上がりだったのですが、引けにかけて200円ちょいの値上がりでした。

 アメリカの株式相場が100ドル以上の下落だったので、今日も厳しいかと思ったのですが、思った以上に戻しました。おじさんの持ち株でいえば某船株以外は値上がりでした。

 と言ってもまだまだ大量の含み損を抱えています。今日の値上がりはこのところ下がっていたので自律反発と言ったところでしょう。

 取りあえずは企業業績も好調ですが、将来にかけて厳しいです。このところの経済指標も先行き不透明を示したします。

 アベノミックスの否定になるので下方修正とは言えないのでしょうが、市場はすでに景気の下方修正を認めています。最近のアメリカの株式相場の動きを見るとどうもアメリカ経済も先行き不透明になったようです。

 一時の勢いがありません。この調子だととても年内の金利引き上げは無理なようです。それを見込んでか対ドル相場もこのところ円高に振れています。

 今日の相場はとうとう対ドル119円を割り込んで118円台まで来ました。おじさんはドル預金をしています。125円を目標に継続して保有していますが、年内はとても無理なようです。

 輸入を考えれば対ドルで110円くらいが一番居心地の良い水準だと思います。110円くらいまで円高になれば消費者も輸入品の値段が下がってありがたいと思います。

 ところで日銀も政府も今の状況を打破する政策は持たないと思います。取りあえず静観しかないでしょう。もちろん再度の追加の金融緩和をすれば、株式相場は大きく上がり円安も進むでしょうが、とてもそんな勇気はないと思います。

 アベノミックスで国債を買い続けていますが、それが後何年続けられるでしょう。再来年あたりには限界が来るでしょう。

 まあ取りあえず明日の相場に注目します。