新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

連日の株式相場の値上がりー今日は持ち株全勝

 昨日のアメリカの株式相場が大幅高だったので、今日の値上がりは予想されていました。と言っても日経平均で一時300円近い上げがあったのですが、終わってみれば190円ちょいの値上がりでした。

 アメリカの株式相場が大幅高だった理由は多分アメリカの金利引き上げが来年になるという見通しからでしょう。中国経済の後退やヨーロッパの経済不安などから、とても金利引き上げなど難しいでしょう。

 日本経済もこのところの経済指標は景気後退を示しています。アメリカ自身の景気も一時ほどの勢いがありません。ただ、やると言った限りは一度は金利引き上げをやると思います。

 ところでこれからの見通しですが、相変わらず不透明です・。と言うより大幅高になる材料に乏しいです。もちろんここで日銀が追加の金融緩和を打ち出せば別です。

 そうなれば、一気に円安が進み対ドルで123円まではすぐ戻すでしょう。また株式市況も日経平均19000円台はすぐ行くと思います。

 ただ、去年追加の金融緩和をやって今年もということになれば、アベノミックスはどうなったのだと言うことになります。また日銀も政府も順調に景気は回復していると言っているのに、なぜ追加の金融緩和が必要なのか、それほど日本経済は悪いのかということになります。

 中国経済が思ったほど落ち込まないという観測もあります。一方中国から東南アジアへと言われたのに、肝心の東南アジアの大国インドネシア経済がさっぱりです。

 ミャンマー・タイも政治不安があります。ここは大丈夫というところはありません。長期的にはアメリカの大統領選挙と日本では参議院選挙に消費税値上げが大きなイベントになります。

 それまではぐずぐずした相場展開が続くと思います。まだまだ持ち株は含み損を抱えているので、何とか日経平均20000円台を回復してほしいものです。