新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

相場は上がりましたが郵政関連は一服

 今日も株式ネタです。今日の日経平均は150円近い値上がりです。このところ連日の値上がりです。ところで、郵政3社の株価はもう値下がりです。

 昨日NTTとの比較などを書きましたが、そういえばNTTも一気に値上がりしたのではありません。大きく値上がりした後一段落がありました。その後どんどん値上がりし、最後に急落したのです。

 おじさんもそれを見て取りあえず売ったのです。もちろんそれで結構な利益がでました。今回の郵政3社の値下がりは言われているように、取りあえず利益が出たところで確定の売りがでたのだと思います。

 これは当然で今のような相場展開ではいつ相場が崩れるか分からないので、当面の利益確定売りが出たのです。持ち株数が多ければ結構な利益が短時間で出ているはずです。

 特にかんぽ生命は値上がり幅が大きかったのでそうです。ところで今回の値上がりは、当面の大きなリスクが後退したからでしょう。

 まず一番はチャイナリスクの後退です。一時は慌てふためいたのですが、案外大きな後退はないのではないかという観測が有力になりました。

 ギリシャ問題においては、そんなことがあったのかと言う状態です。アメリカの金利引き上げについても日本の相場は今年はないと見ているようです。

 日本が連日の値上がりなのにアメリカはそれほどではありません。アメリカの相場の方が逆に金利引き上げに対する警戒感をなくしてはいないようです。

 当面リスクがあるとすれば、アメリカの金利引き上げだけです。おじさんも年内はないと見ていますが、今の相場展開を見るともし引き上げということになれば結構ショックがあると思います。

 すでに円安も限界にきています。これ以上円安が続けて輸入品の価格上昇で庶民の生活に影響がでるでしょう。アメリカの金利引き上げがあれば、間違いなく円安になります。

 最低で125円もしかすると130円まで行くかもしれません。円安が輸出産業に良い影響を与えるという神話はすでに崩れています。

 金利引き上げで世界中のお金がアメリカに集まります。新興国の通貨は売られるでしょう。また一部で言われるように金利引き上げがアメリカの景気に水をさす可能性もあります。

 投資は一寸先は闇と言います。12月の金利引き上げなしと言う決定が出るまで気を緩めるわけにはいきません。