米中関係について
今日あるサイトを見て居たら米中関係について書かれていました。日本のマスコミやサイトでの意見と相当異なっていたので印象的でした。
おじさんもこの方の意見に賛成です。ところで今の米中関係に関する日本のマスコミ報道は、アメリカがとうとう中国に対して厳しい姿勢を示しだした。あるいはこの前の米中会談でアメリカは中国に冷たい態度だったというものです。
しかし、おじさんが読んだサイトでは、このアメリカの行動に対して中国はほとんど反応しなかったとしています。おじさんも、そのように考えています。
中国もアメリカの立場は分かっているはずです。ここで中国が強く出ても何の成果もありません。アメリカも今アフガニスタンにISに対する爆撃と困難な問題を抱えているのに、南シナ海で中国とことを起こす気はありません。
得るものの大半は経済的利益です。アメリカは中国と密接な経済関係にあります。おじさんが中国に居た時、HPの巨大な工場がおじさんの住んでいる町にありました。おじさんが中国で買ったパソコンのプリンターはHP製です。
またフォードの自動車やGMの自動車もたくさんは知っていました。スタバ―やケンタッキーの店もありました。コカコーラは5元で小さな店でも売っていました。
冷戦時代の米ソの間にはこんな経済交流はありませんでした。おまけに中国政府は膨大なアメリカ国債を有しています。これが売りにでればドルの価値は瞬く間に暴落するでしょう。
ドイツは日本に同盟に加わるように働きかけながら、一方では日本の敵のソ連と条約を結ぶのです。ドイツは日本の味方だと信じたのに、見事に裏切られるのです。
今アメリカは日本の味方だと日本政府も日本国民も信じていますが、いつ米中関係が日米関係より優先される時が来るか分かりません。
と言って自主防衛で軍備拡大も困るので取りあえずアメリカ頼みで行きたいところです。明日は久しぶりに友人のミヤジイと会います。