住所変更登記申請に行ってきました。ー実務の難しさを知りました。
今日は午前中住所変更登記に行ってきました。やはり実務は本やサイトに書いているのと異なると思いました。書類はすべて揃えたのですが、それにやたら割り印を押さなければならないのです。
直接申請窓口に行くと、訂正してもらえないので登記相談窓口で見てもらってから提出しました。そういえば、別荘の場所は市町村合併で変わっていたのです。
その場合、申請書に書く住所は権利書に書いてある住所か現在の住所か迷ったのですが取りあえず権利書に書いてある住所にしました。ところが相談窓口で、現在の正式な住所を登記事項証明書で確認して書きなさいと言われました。
そこで登記事項証明書の住所を確認して現在の住所を書きました。以前ブログ書いた不存在・不在籍証明書は以前の住所なのだそうです。
司法書士の人は実務を何回もやっているのですぐ分かることだと思います。しかし、一生に1回しかしない登記なので、なかなか分かりずらいところがあります。
自分で申請する人は必ず相談窓口で一度確認をしているようです。そうしなければ、登記担当者が沢山の誤りで苦労するし、登記の時間が不要にかかるからです。
相談する人が増えているようで、去年くらいから相談は予約制になりました。予約以外の人はキャンセル待ちの状態です。おじさんは予約していたのですぐしてくれました。
登記申請書については、登記申請の本を図書館でみつけてそれに倣って作りました。相談窓口の担当者の方がなかなかよくできているとほめてくれました。
おじさんは教員とは言え県職員なので行政関係の書類をこれまで沢山作りました。教育委員会に出す書類は公文書なので、厳しい約束事があります。
それで鍛えられたので、申請文書のような定型化した文章は得意なのです。火曜日に申請しても出来上がるのは来週の月曜日の午後です。
この出張所の管内は今住宅ブームなので相当忙しいようです。おじさんの別荘は出張所からはるか離れたところです。以前は別荘のある近くの町に出張所があったのですが、行政改革で統廃合されたのです。
これでやっと別荘売却のとっかかりができました。後はまだ二つくらい越えなければならない山があります。お金を得るということはつくづく大変だと分かりました。
今回の経験は司法書士事務所や不動産屋さんで働かない限り何の意味もありませんが、とにかく一つ新しいことを知ったのはうれしいです。