各国「国歌」について
今日は国歌について書きます。いろいろ難しい問題もあるので、日本国歌については書きません。国歌と言うものはそれぞれの国の歴史や文化を反映しています。
どこの国の国歌が良いとか悪いとかいうものではありません。その国の国歌はその国の象徴でもあるのです。それゆえ、国際大会では優勝者の栄誉をたたえて、その国の国歌を演奏するのです。
当然のことですが、開会の際中国国歌が演奏されました。するとどこかの大使館の人だと思うのですが、姿勢を正し、見るからに国歌に敬意を表すといった態度でした。
日本でも卒業式や入学式の時、職員は国歌演奏の際姿勢を正しますが、他国の国歌吹奏時あそこまできちんと姿勢を正すかと思いました。
国旗掲揚の時、彼らが軍服を着てよく天安門広場の衛兵が一気に国旗をはねあがるのをやりました。なるほどと思いました。もちろんその後国歌吹奏です。この時はいい加減で知られる中国人でも姿勢を正して歌っていました。
先日偶然聞いて驚きました。歌詞は別にしてメロディーが何と讃美歌にあるのです。日本人で教会に行っている人は少ないし、逆に教会に行っている人でドイツ国歌を知っている人は少ないでしょう。
おじさんもドイツ国歌の最初の方を聞いた時、あれと思ったのですが、聞きすすめるうちにやっぱりと思いました。日本基督教団の讃美歌194番です。、国歌のメロディーが讃美歌と同じというのもキリスト教世界ならではです。サイトによれば、先に讃美歌があって、後にドイツ国歌のメロディーになったようです。
なぜなら、とても哀調を帯びた悲しげな歌だったからです。それがつい先日イスラエル国歌だと知ったのです。謎が解けた気がしました。
フランス国歌は勇壮なマーチ風なので、歌っても勇気がでますね。そういえばテロの後フランス議会で議員全員でフランス国歌を歌っていました。聞いているだけで勇気がでます。
各国国歌はユーチュブで聞けますのでぜひ聞いてみてください。