新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

後期中間試験が始まります。

 昨日は学校でした。今週の水曜日から後期中間試験があります。おじさんはこの学校のシステムを知らずに、試験監督ができない日にちを少なくしたので、3日間連続で試験監督です。

 考えたらこの学校は専任教師が4人で非常勤講師が8人なので試験監督を専任だけではまわせないのです。非常勤講師の先生は皆良く知っていてできませんの日を沢山作っているのです。

 考えてみたら、試験監督はいくら手当が付くか不明です。時間で働いているので、余り安いといやだなと思っています。前の特殊法人立の専門学校は専任教師が多いので、自分の試験の時だけで良かったです。

 ところでおじさんの試験ですが、何と金曜日の最終の時間です。金曜日は友人と会う予定なので、午後の試験監督ははずしてもらいました。

 おじさんの試験科目はプレゼンテーションと言います。名前は立派ですが、内容は日本語作文です。おじさんは9月から担当しました。先任の方は何と中国人の方です。

 中国人が日本の専門学校で日本語を教えると言うのも妙な気がしました。しかし、その方の日本語はとてもきれいなのでまあいいかとも思っています。

 ただ、学校で教えた経験が少ないので授業の進め方に苦労しているようでした。おじさんと組んでからは、おじさんがシラバスを作ってそれに沿ってやっています。

 試験問題はその方が作ってくれました。試験と言っても落第があるわけではないのですが、将来進学や就職するとき関係するので学生さんも必死です。

 今回はまず短文作成です。「便利」とか「増える」とか言った単語を使って文章を作るのです。きちんと授業を聞けばできるのですが、何と言ってもやる気がないので、簡単な短文もできない学生がいそうです。

 次は文章を正しく並べ替える問題です。最後にテーマ作文です。フリーで書かせると何を書いてよいか分からないので、質問形式も入れながらやります。

 今回は結婚についてです。あなたの国の初婚年齢は何歳くらいですか、とかあなたは日本人と結婚したいですか、とか言ったものです。

 最後にあなたはどんな人と結婚したいですかと言った質問です。とにかく何か書いてくれればいいのですが、ほとんど白紙の答案が出そうです。

 1月はメール作成、2月はビジネス文書の初歩的なものを授業でやる予定にしています。(案内状など)学校では来年度の入学試験をやっています。結構学生さんが受験に来ています。

 まあうちの学校は入りやすいので当然かもしれません。日本語学校を修了した後簡単に入れる専門学校は少ないので、人気があるのかもしれません。結構遠くから受験に来ていました。

 明日はそんなわけで、試験監督に行ってきます。