アメリカの金利引き上げの波紋
今日の株式相場は日経平均で300円ちょいの値上がりでした。アメリカの金利引き上げがあったのですが、思ったほど値上がりしませんでした。
一時対ドル120円台まであったので、まずまずの円安水準と言えます。今日の相場の様子見は、一つは新興国の経済への影響がどうでるかです。
簡単に言えば新興国通貨が売られドルが買われるということです。そうなれば新興国の経済に打撃があります。円の場合まだそれほど影響は出て居ません。アメリカの金利引き上げ決定と同時に123円まで行くのかと思ったのですが、122円にとどまっていました。
ほとんどの経済評論家はこれから円安が進むと言っています。取りあえず年明けには125円を付けると言うのがもっぱらの評判です。
今原油を含む商品市況が低迷しています。商品市況とドルは反比例します。商品市況にお金が集まるとドルは売られ、商品市況が悪いとお金をドルに回すというのがこれまでの動きです。
今回はアメリカの景気は良いのですが、中国のような爆買いをするわけではないので、商品市況は低迷しています。
ただ今回の金利引き上げで取りあえずの懸念材料がなくなりました。次は来年の春に2回目の引き上げがあるかです。引き上げがありそうだと言うことになると、ドル高が年明け頃から始まるでしょう。
ドル資産をおじさんは結構もっているので(ドル預金とドル建てファンド)ドルの動きが気になるところです。取りあえず125円を超えたところで、売るタイミングを考えようと思っています。
今日は大きく上げましたが持ち株全体としてはまだまだ含み損です。