新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

来年の相場予想は難しいです。

 今日は映画「海難」を見に行く予定だったのですが、平日と祝日の開演時間が異なっていて結局映画は見ず繁華街までの小バス旅行になりました。(12時50分のつもりが14時15分開演)

 さて年末になると毎年来年の相場予想が出ます。相場予想と言うより経済予想と言ってもいいでしょう。しかし、ほとんど当たったことがありません。

 今年も去年予想もしなかったことが次々に起こりました。さらに遡るともっと予想と違うことが起こっています。一番大きな予想はアベノミックスです。

 当初はサプライズの金融緩和と言われて円安株高をもたらしました。おじさんも株式の売却で結構儲けさせてもらいました。と言うよりアベノミックス以前に持っていた株が何の努力もせずに勝手に値上がりしたのです。

 ドルも一時対ドルで70円台まであったのに、あっという間に100円を越え120円台まで行きました。ツマクマの生命保険の一つがドル建てでおまけに86円くらいでドルを買っていたので、額こそ少ないですが利益がでました。

 今アベノミックスもサプライズをなくし、なんだか惰性で行っている感じです。日銀もこれ以上の金融緩和もできないようです。国債の買取もだんだん難しくなりました。

 対ドル相場も120円台前半からは動かないようです。それに来年には消費税引き上げが決定するはずです。特定の商品については軽減税率が適用されるようですから、今更延期ということはないでしょう。

 中国の経済後退や原油安も先が読めません。中国経済については、来年は底を打つと言う予想です。原油安については、まだまだ続くと思います。

 問題はアメリカ経済ですが、これも全く先が読めません。金利引き上げの影響がどうでるかも分かりません。経済状況を見ながら来年も継続して引き上げが続くと予想されます。

 ジャンク債の一部で金利引き上げの影響が出ていると報道されています。これまでは、金利が0なので、ジャンク債を買うファンドも多かったのですが、金利が上がれば別にリスクのあるジャンク債を買わなくて良くなるからです。

 また、シェルオイルの会社がジャンク債を発行しているのですが、原油安が続くと経営が厳しくなる可能性があります。そうなると第二のリーマンショックを引き起こすかもしれません。

 来年は経済の季節が終わり政治の季節が来そうです。アメリカ大統領選挙の候補者が来年早々には決まります。トランプ氏が共和党の候補者になりもし当選でもしたら大変な影響が世界中に出るでしょう。

 日本では参議院選挙があります。衆議院とのダブル選挙のうわさも流れています。今のところ与党が負ける要素がないので、焦点は与党がどれだけ勝つかだけです。

 もし圧勝して憲法改正が視野に入ると日本の状況も様変わりするでしょう。経済に大きな変化がありませんが、政治状況は大きく変わる可能性があります。

 明日は室内のクロスの張替があります。夕方からはイブ礼拝に行きます。