新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

スタートから大幅安の株式相場ー今年の相場は予想不能

 このところ下げていたニューヨーク株式相場の影響で今日の相場は大幅安でした。今日は昼前から外出していたので、帰ってサイトを見て大幅安を知りました。

 朝方寄り付き前後こそ200円越の安値でしたが、その後順調に戻していたので安心していたのです。今日の値下がりは一時600円を越えました。

 結局582円安で引けたようです。おじさんの持ち株も当然大半が値下がりです。その中で売られ続けていた某電機株だけが逆行の高値でした。

 さて、今日の下げは中国の経済指標が悪かったことから来ているとも言われます。以前は中国経済が悪くても日本はそれほど輸出しているわけではないので、関係ないと言われたものです。

 しかし、去年のチャイナショックで分かるように、中国の経済指標が悪いと即日本にも影響を与えるようです。それにアメリカの金利引き上げで円安が進むと思われたのですが、このところ円高が進んでいます。

 今日はとうとう対ドルで120円を割り込んで119円台まで円高が進みました。今年もアメリカの金利引き上げは継続して行われる見込みです。年に2回説と4回説があります。

 アメリカの株式市場の下落を見ると、4回は無理だと思います。今年は政治の季節です。経済に与える影響も大きいでしょう。日本でも参議院選挙が行われます。同時選挙もほぼ確実と思われます。

 アベノミックスもすでに賞味期限切れです。以前はあれほどアベノミックスをもてはやしたのに、今は一時的効果はあったが、所詮その効果も終わったというのが大方の見方です。

 珍しく今年の経済予想は強弱両方があります。今はアメリカ経済が世界経済をけん引していますが、それがどこまで続くか不透明になってきました。

 これでアメリカ経済が停滞したら、世界経済は一気に下落するでしょう。中国の動きからも目が離せません。アメリカでいえばだれが大統領になるかが大問題です。

 クリントン氏がなると思いますが、もしトランプ氏が大方の予想を裏切って当選したら市場に大きな影響を与えるでしょう。

 以前書きましたが今年は全く予想不能な状態です。原油価格の問題もあります。今年はちょっと投資資金ができたので、どこかの時点で大きく下げたら投資を考えています。