新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

4日連続の下げです。-持ち株もほぼ全滅

 今日も株式市場は続落です。一時戻したのでこのまま戻るかと思ったら結局日経平均423円もの大幅な下落でひけました。

 大発会から4日間連続で値下がりと言うのは珍しいです。おじさんは投資を始めて45年になりますが、こんなことは経験したことがありません。

 株安だけでなく円高も効いてきました。一時対ドル124円台だったのが、とうとう117円台まで来ました。1万ドルだと7万円の損です。10万ドルだと70万円の損です。

 FXでレバレッジをかけている人は相当損失を被った人もいるでしょう。アメリカの金利引き上げで円安に振れると考えた人も多いと思います。理論的には金利差が外国為替の動向に影響するのです。

 しかし、今の国際政治情勢では取りあえず安心通貨として円が買われている傾向にあります。日本以上にアメリカの株価の下落幅が大きいです。

 このままでは、日経平均17000円割れも見えてきました。もちろん、この傾向が1年間続くわけではないと思います。日銀も手をこまねいているわけではないでしょう。

 しかし、アベノミックス発表から今日まですでに時間も経過しました。これから、アベノミックス発表直後からの値上がりは見込めないでしょう。

 アメリカは株式投資をしている個人が非常に多いです。これだけ大きく下がると、損失を抱えた人も多いと思います。それが消費にも影響する可能性があります。

 中国の株式市場も下落幅が大きいですが、先進国と違って庶民レベルで投資をする人は少ないです。大都市の一部の人がやっているだけです。中国は国土も広く人口も多いので、目に見える現象より見えない現象の方が多いです。

 経済も懐が深いです。一見貧しそうに見えても結構お金をもっていたりします。ところで、今日の下げはおじさんの持ち株にも大きな影響を与えました。

 今日は某電機株と某海運株が二桁の下落です。やはり円安が響いたのだと思います。その他の株も値下がりです。某電力株がわずかに値上がりしたのと、某地銀株が変わらずだったのが救いです。

 明日で今週の取引は終わりです。来週は火曜日からですが、その時に持ち直しているか不安です。ドル資産もあるので対ドル相場も気になります。

 買いのポジションはありますが、今の様子では怖くて買えません。明日の相場が注目されます。