新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

相場が恐ろしいことになっています。-年初来安値続出

 今日も株ネタです。年初の大発会から相場が6日の連続安です。それも大幅安なのです。今日も日経平均で479円安でした。

 今の経済状況であれば、3日連続して下げたら次は大幅反発となるところです。大発会から5日連続の下げが戦後初の記録でしたが、今日も下げたので記録を更新しました。

 3年前アベノミックス発表の時のあの相場の熱気はどこに行ったのでしょう。今日何気なく年初来安値を見たら驚くほどの数の企業が該当していました。

 50社は聞かないと思います。証券会社の大手大和証券野村ホールディングスも年初来安値です。野村ホールディングスなどは、高値900円台をつけていたのに、今は600円台です。

 建設会社も軒並み年初来安値をつけています。おじさんの持ち株でいえば、某海運株と某不動産株が年初来安値でした。

 他の株もこれ以上下がったら年初来安値を続々更新するでしょう。今日の値下がりは何と上場企業の98%だったそうです。これも記録的な状況です。

 今相場が大きく下げているのは、中国・日本・アメリカなのだそうです。勿論相場の格言「皆が皆悲観している時は黙って買え」というのもあります。

 かなりの投資家が損切りをしているはずです。その資金はまだ手元にあると思うのでどこかの時点で買いが入るはずです。

 難しいのはどこが底値か分からに点です。常識的に言えば、年初来安値を割るとその後それほど大きく下がることはないのです。

 おじさんはまだ買いポジションを残しているので、どこかの時点で買いを入れようとは思っています。相場には売りつかれというのもあります。

 余り売りが続くとそろそろ買おうと言う気になるのです。ところで株価政権とまで呼ばれた安倍政権は真っ青でしょう。異次元の金融緩和を3年もやっているのに、異次元の株式下落が起こっているのです。

 すぐには響かないと思いますが、年金の資産構成を安全な国債などの比率を株式に換えた途端これです。安倍さんなどは相場の怖さを知らないのでしょう。

 このまま株価が継続して低迷すると年金資産にも影響がでるでしょう。しかし、みんなが安倍政権を支持したけっかなのですから仕方のないことです。

 もしアメリカの株式市場が今夜あたり反発したら、日本の株式相場も反発すると思います。