新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今日も気迷い相場

 また株ネタに戻ります。今日も気迷い相場でした。方向性が全く見えてきません。今日一日でも安値から高値に動き結局安値で終わりました。

 大幅高があっても続きません。おじさんの持ち株も某地銀株を除いてすべて値下がりです。一日のうちに売買を繰り返すデイトレの人には面白い相場かもしれません。

 午前の安値で買って後場の高値で売り抜けるのも可能です。今年に入って一日で大きく変動する相場が何日かありました。

 今日は昨日のニューヨーク株式相場が大きくさげたし、日経先物もさげていたので、安値は覚悟していました。それでも日経平均で120円ちょい安ですんだので良かったです。

 再び日経平均17000円割れ寸前です。とても18000円台など望めそうもありません。アメリカの金融当局が金利引き上げについて否定しなかったのが昨日のニューヨーク株式相場下落の理由でしょう。

 今の相場は金融相場とも言えます。金融緩和で余ったお金が株式相場に流れ込んでいるのです。そういえばこれまでは産油国が運用のために資金を株式相場につぎ込んでいましたが、今はそれが逆流しています。

 日本で言えば官製相場も完全に壊れてしまいました。本来は今株が安いので買わなければならないのですが、安い時は怖くて買えず、逆に高い時に買っているのかもしれません。

 もちろん、年金などは短期売買ではないのでマスコミが言うほど相場で損をしていないと思います。去年などは相当利益が出たはずです。

 ただ今の相場が続くと年金にも含み損が出る可能性はあります。原油安に中国を含む新興国の景気後退、中東情勢の悪化、北朝鮮問題、と問題山積です。

 おまけに世界の警察官であるアメリカが大統領選挙のため、今年いっぱい動けません。さらに大統領候補が誰になるのかも不明です。

 もしトランプ氏などが当選すればトランプショックが起こるでしょう。取りあえず今のところはジタバタせず様子見です。株は他のギャンブルと違って待つことができます。

 おじさんの持ち株でも一番古い持ち株はバブル以来のものもあります。そういえばある方から自分はNTTの公募株をもっていると言われたことがあります。

 NTTの公募株騒動はバブルの時ですから、やはりバブルの遺産をもっておられる方がほかにもおられるのです。

 今のところ先物相場も小動きです。今月の相場も明日までです。まあ取りあえず明日は大きく上げることもなさそうです。