新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

マイナス金利導入ーまたまた乱高下の相場

 今日は甘利氏の大臣辞任について書こうと思ったのですが、思いがけず日銀は3回目の金融緩和を発表したので、それについて書かなければならなくなりました。

 甘利氏については明日書きます。おじさんはまさかこの時期に第三次の金融緩和を日銀がやるとは思いませんでした。もちろん市場は金融緩和を求めてはいたのですが、今回やるとしばらく次に打つ手がなくなるからです。

 サプライズもだんだん効かなくなります。ただ今の株式相場の下落や各種の経済指標の悪さをそのままにしておくことはできなかったと思います。

 特にEUが金融緩和を行ったのに、日本がなにもしないとユーロ高になる可能性がありました。また夏に参議院選挙があるのに株価が低迷では勝負になりません。

 ただ日銀内部でも意見が分かれたようです。おじさんとしては、今はまだ静観してもう少し悪くなって金融緩和と実施した方がいいと思ったのです。

 市場は今日も大混乱です。結局終値日経平均で470円ちょ高でした。しかし、金融緩和の発表後一旦上がった後大きく下げているのです。

 その後持ち直しましたが、金融緩和の発表後に株式相場が下がるのは異常です。今日一日の高値17638円安値16767円ですから、ざっと900円もの動きが一日であったのです。

 それも後場金融緩和の発表があった後の動きです。とても素人のおじさんが付いていける相場ではありません。まさにデイトレの活躍する場だったのでしょう。

 マイナス金利と言っても個人の預貯金がマイナスになるわけではないのです。銀行が日銀に預けている当座預金金利がなくなり、逆に預けるとお金を取られるようになるのです。

 おかげでおじさんの持ち株の某都銀は値段を下げました。今日は某電機株も大きく値段を下げています。他の持ち株は値上がりです。

 今週の相場は終わったので、次は来週ということになります。日銀の金融緩和が実施されたので、次に大きく相場が下げても日銀は打つ手がありません。

 案外来週は材料出尽くしということでまた17000円を割る可能性もあります。原油安に中東の政情不安、中国を含む新興国の景気後退などの問題は少しも改善されてないのです。

 すでに金融緩和だけで相場を動かす時期は過ぎました。悪材料が山積みの中大きく上がる材料はありません。もちろん大きく上がったら取りあえず持ち株を整理するつもりです。

 そういえばおじさんのブログの訪問者数がとうとう10万人を越えました。ヤフーのブログにして8年目くらいです。その前は別のブログを使っていました。

 明日は雨漏り工事の下見に来るので忙しいです。