新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

就活に行ってきました。-終活ではありません。

 今日も相場は大下りです。とうとう日経平均16000円割れです。このことについては明日書きます。今日は就活についてです。

 先日68才になったのですが、ツマクマもいないし時間もあるので働こうと思って就活に行ってきたのです。取りあえず3月までは今勤務している専門学校で働きます。

 今日面接に行った専門学校と今勤務している専門学校とでは大違いです。今勤務している専門学校を辞めた最大の理由は学校の方針が嫌だったからです。

 逆に今日面接に行った専門学校はとても良かったです。もちろん採用してくれるかどうかは別ですが、まず面接の時から今勤務する専門学校とは大違いです。

 今勤務している専門学校は面接の時でも、高飛車でした。おまけにこれが今勤務している専門学校をやめる最大の理由ですが、職安に提示されていた条件と違って時給が1000円も低いのです。

 この専門学校を受験したきっかけは、ある時繁華街を歩いていると高齢者向けハローワークの看板が目につきました。それで冷やかしで聞いてみると今の専門学校を紹介してくれたのです。

 特段することもないので書類を出したら面接ということになりました。その時理由も言わず書類にはこう書いてあるがあなたの時給はこれより1000円安いけれどそれでいいですかと突然言われたのです。

 67才だと仕事もないしと思って勤務しました。するとある時時給の話で非常勤の先生たちが盛り上がったのですが他の先生は全員おじさんより時給が1000円高いのです。皆おじさんはきちんと授業しているので抗議したらいいと言いました。

 まあそこまでする気はありませんでした。その代り3月までで辞めることにしたのです。今日行った専門学校はまず一次で書類審査がありました。

 年齢ではねられると思ったのですが、2次の面接の連絡がありました。今勤務している専門学校は何も書類の連絡はなく、電話で何時に来てくださいだけでした。

 今日の専門学校は2次面接のことを書いた上にちゃんと学校近くの地図までいれてくれ、車ならここに駐車してくださいと書いてくれていました。会社でも学校でもそうですが、中に入った瞬間雰囲気というものがあります。

 今日の専門学校は学生さんも職員の人もとても感じ良かったです。人間というものはさもしいもので、何かをくれると途端に気分が良くなるものです。

 おじさんが学生だった46年前は就活に行くと交通費をくれました。今頃そんな所はほとんどないと思います。実は送られて来た書類にハンコを持参してくださいとありました。

 もしやと思ったのですが、今頃まさかとも思いました。実はその学校は受験者に交通費を支給してくれたのです。額はちょっと贅沢な昼食代程度です。

 しかし、そんなささやかな金額でも面接に行っただけでもらえるとなるとうれしいものです。受験者に対してそれだけの配慮をするのですから、勤務したとしても、今の学校のように職安提示の時給を1000円値切るなどと言うことはないと思います。

 何とかその学校で働きたいのですが、おじさんの前に1人、おじさんの後に1人、おじさんも入れて午前中だけで受験者が3人です。何人採用するか分かりませんが、年齢から考えて難しいかなと思っています。

 交通費は野菜天付きのざるそば+ビールでなくなりました。今日はとても気分のいい日になりました。明日は変わって授業準備に司式準備と一日忙しいです。