新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

明日の相場を占う

 昨日は大幅安だったのですが、さて明日はどうなるのでしょう。相場を占う基準は今のところ対ドル相場と先物市場です。

 対ドル相場は刻々とt変化していますが、多分明日は112円台だろうと思います。一時122円台だったのを考えると隔世の感があります。

 この円高で損をした人も結構あると思います。アメリカが金利引き上げをした時ほとんどの人が円安がさらに進むと予想しました。円安が進めば輸出産業が儲かるので株市場が値上がりし、日経平均20000円どころか30000円まで行くと言う予想もありました。

 数か月前おじさんは、取引している証券会社の担当者から持たないリスクもありますよとさえ言われました。つまり、今買っておかないと値上がりした時チャンスを失うと言うのです。

 その後どうなったかはご存じの通りです。持つリスクが相当高くなりました。アベノミックスで新規投資した人はほとんど損を抱えていると思います。

 これだけ下がったのですがまだ週刊誌によっては株高を煽っているところもあります。ところで、明日の相場はどうなるのでしょう。

 今の調子で行けば多分対ドル相場は112円台に突入すると思います。円安株高なら円高株安です。円高が止まる傾向になければ再度値下がりするはずです。

 先物は340円安くらいです。この頃相場が終わった後気になるので先物市場も見ているのですが、夕方と翌朝の相場でやはり差があります。

 先物が安いと言って次の日が安いと限らないこともあります。まあ取りあえず株式市場が値上がりする可能性は少ないと思います。

 今起こっていることは、日銀の金融政策だけでは解消されないのです。日銀の異次元金融緩和はますます先の大戦に似てきました。

 負けると手を打つ、さらに負けるので手を打つ、こうしてどんどん引き返せないところに近付いているようです。負けを認めることは指導者のクビにつながるのです。

 すでに二次の金融緩和の水準まで株価は戻っています。マイナス金利のネーミング自身庶民に不安を与ええます。自分たちの預貯金からお金が引かれる気分になるのです。

 銀行に預金したらお金を取られると思っている庶民は多いです。銀行などの金融機関に対する信用不安が広がるの極めて危険なことです。

 いくらマイナス金利になっても、信用のない企業に銀行が貸し出すはずはありません。貸して安心なところには皆貸しているはずです。逆に貸して安心なところは内部留保が十分あってお金を借りる額を増やしたりしません。

 個人のローンにしても返す力のある人はすでにお金を借りています。金利がいくら安くても返すお金のない人は借りるはずがありません。

 日銀はすでに投資家から信用を失っています。日銀がなにかすればするほど悪い方向に進むようです。明日の相場が注目されます。おじさんの予想では300円安の15400円ちょいと言ったところでしょうか。