新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

68才からの就活ー専門職は強いです。

 今日以前応募した学校から採用の通知が来ました。3月までは、今勤務している専門学校です。考えてみれば定年まで県立高校の教師一筋でした。

 定年まで県立高校の教師以外の仕事につこうと思ったこともありません。定年の1年前に友人のミヤジイと定年後は海外で働こうという話になりました。

 ミヤジイの担当の数学は海外での公募はなかったのですが、おじさんの担当の国語は日本語教師と言う形でJICAが海外に派遣していました。

 それで1年間日本語教師養成講座に通い日本語教師の資格を取りました。定年後半年は再任用で県立高校に勤務しその後以前から書いている中国の大学へ行きました。

 ここでは日本語教師というより国語教師としての役割をしました。帰国後は某特殊法人立の専門学校に2年勤務しました。ペイはこの学校が一番でした。(大学の非常勤講師並)

 その後ツマクマの病気でその専門学校をやめました。去年の夏ツマクマが亡くなったので、偶然見つけた今の学校に勤務することになりました。一応名前は大学校がついていますが、2年制の専門学校です。

 ここは自宅から1時間半もかかるところだし、学生さんの学集意欲が乏しいので、3月までで辞めることにしました。その後就職サイトを見て今の学校をみつけたのです。

 教師と言ってもおじさんは高校だけでなく大学から専門学校まで教えたことがあります。強みは中国人・ベトナム人・ネパール人に教えたことがあることです。

 今回の専門学校にもベトナム人とネパール人の学生さんがいるそうです。おじさんの町で国語を教えれて同時にベトナム人やネパール人に教えてことのある先生は少ないでしょう。

 また、おじさんは53才の時近くの大学院に行きました。修士の学位をもっています。高校教師で修士の学位をもっている人は少ないです。

 今回の専門学校は修士の学位をもっていることが条件でした。若い方は修士の学位をもっていますが、おじさんの年齢で修士の学位をもっている人は少ないです。

 そういえば某特殊法人立の専門学校でも修士の学位をもって、大学で教えたことがあったことが採用で有利に働きました。中国の大学でも修士の学位を持つと給料が1000元(1万7千円くらい)違うのです。

 おまけにおじさんは小論文指導が専門です。中国の大学でも今の専門学校でも作文及び論文指導をしていました。修士の学位をもって、作文及び論文指導ができて、外国人に作文を教えたことのある教師は少ないでしょう。

 一種の専門職と言えます。前の専門学校で働けたのも日本語教師という専門職だったからです。今頃68才で就職活動をして、そこそこの待遇で採用してくれるところは少ないでしょう。

 ちなみに時給は県立高校の非常勤講師より少しいいくらいです。まあ、おじさんの年齢とキャリアだと納得できる時給です。もちろん、コンビニや居酒屋でのバイトとは比べものになりません。

 取りあえず1週3コマ(1コマ90分)です。今は2コマですが、通勤時間が問題になりません。今回の学校は同じ市内です。

 今年1年働けたら45年間働くことになります。何とか後2年働いて70才(古希)を迎えたいものです。