新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

確定申告に行ってきました。-贈与・売却益・医療費控除

 今日はほぼ半日使って確定申告に行ってきました。現職の頃は年末調整で済んでいたのですが、ある時から確定申告が必要になりました。

 おじさんの県では早朝や長期の休み(夏休みなど)に補習授業をしていました。おじさんの県では「課外」と呼んでいました。

 もちろん、勤務時間以外の補習授業には手当がでました。形式的には学校のPTAが雇用すると言う形を取って手当を出していたのです。その昔は補習手当に課税するようなことはなかったのです。

 税務署関係者の子弟もたくさん学校に来て補習を受けていたし、補習費も学校から徴収されていたのですが、自分の子供がお世話になっている先生の補習手当まで課税しようということはなかったのです。

 ところがある地方の税務署が課税に踏み切りました。それ以後税金を払うようになったのです。2か所から収入があるので、確定申告をしなければならなくなったのです。

 退職してからは、確定申告をするほど控除がなかったのでしていませんでした。ところがツマクマががんになって医療費が10万円を越えるようになったので確定申告に行くようになりました。

 今年は医療費控除のための申告以外に今住んでいる土地を義母から贈与された際の贈与税、別荘を売却した際の売却益への課税と3つも処理しなければなりませんでした。

 おかげで、行って1時間半待たされ、手続きに1時間合計2時間半もかかりました。税務署までの往復に1時間半かかるので、結局4時間近くかかりました。

 それでも無事済んで良かったです。贈与税基礎控除しかないので、大体の金額は分かりました。結構なお金がいります。ただ、贈与を受けておかないと相続の時面倒なことになるので、少々お金がかかっても解決しておこうと思ったのです。

 問題は別荘の売却益です。ここで一番役に立ったのが購入以来の領収書を残していたことです。買ったのは32年前ですが、その時売却する時のために、経費の領収書をきちんととっておくようにと不動産屋さんから言われました。

 それで、測量関係の費用、造成関係の費用、建物を建てた時の費用と残しておきました。こちらで控除対象になると思っても税務署の担当者の方で認めてくれないものもありました。

 それでも結構な額控除になったのでありがたいです。こちらも予想通りの金額だったので、助かりました。明日銀行に行って振り込めば懸案が終わります。

 多分来年は医療控除もないので確定申告に行くことはないと思いました。それにしても毎回大勢の人が確定申告に来ています。税務署も大変だと思いました。