新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

外貨交換について

 来週から孫がオーストラリアに修学旅行に行くので、外貨レートについて調べました。と言うのは孫の母親に当たるおじさんの娘は働いているので外貨交換に行くのが大変なのです。

 それでおじさんが代わりに外貨交換をしてやろうと言うことになったのです。そこで、そもそもおじさんは円を豪ドルに交換してくれる銀行がおじさんの町にあるか調べてみました。

 まず豪ドルのレートを聞きたいと思っておじさんの町の銀行に電話しました。おじさんの住む町は県内では県庁所在地の町に次ぐ規模の町です。

 都市銀行も一通りそろっています。まず、かっての外国為替取扱銀行だった東銀を吸収合併した三菱UFJ銀行に電話したのですが、ここは外貨はドルとユーロしか取り扱わないということでした。

 次に三井住友銀行に電話すると取り扱いはするがキャッシュは本店から取り寄せるので手間がかかるということでした。

 みずほ銀行は取り扱っていないということでした。都銀なんのに何と言うことだと思いました。結局おじさんの県を代表する地銀が豪ドルを取り扱っていました。

 この地銀は支店の前に取り扱い外貨を掲示しています。何とスウェーデンクローネまでキャッシュを扱うそうです。スイスフランだとTC(トラベラーズチェック)まで扱ってくれます。

 おじさんの勤務する学校は県庁所在地にあります。娘もそこに住んでいるのでその町の前述した地銀で外貨交換をしようと思っています。

 ところで豪ドルの特徴は円から豪ドル、豪ドルから円への外貨交換の比率がとても悪いことです。今大体豪ドルの中心値は82円くらいです。

 円から豪ドルに外貨交換する時はキャッシュの場合1豪ドル90円くらいになります。つまり8円くらいの上乗せがあるのです。逆に豪ドルを円に転換するときは74円くらいになります。

 ですから、オーストラリアに旅行に行って帰って余った豪ドルを円に転換しようとすると最初のレートから1豪ドルで16円も安くなるのです。

 これは豪ドルの需要が少ないので銀行は為替変動のリスク回避のためにこうしているのです。キャッシュの場合円高になったら、持っているだけで銀行は損失を出すのです。

 ドルやユーロの場合需要が多いのでこれほどのことはありません。都銀などの場合1円くらいしか上乗せしない場合があります。

 以前ヨーロッパに行くためにユーロに交換したのですが、都銀と地銀では手数料が違っていたような気がします。中国に居る時急にお金がいるようになったことがあります。

 当時は直接円を中国に送ることができず、一旦ドルに換えてそれから中国元に換えるという面倒な操作が必要でした。ところが、手持ちのお金で足りたので、その時送ってもらったドルは元に交換せずもっています。

 大した額ではないのですが、今度海外旅行に行く際の足しに円に交換しようとタイミングを見ています。アメリカの大統領候補は民主党の場合日本の円安政策を許さないようです。

 民主党候補が当選すると円安から円高に進む可能性があります。アメリカの景気も後退が言われています。どの時点で円転すればよいか難しいところです。