新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

アメリカ大統領選はトランプ対クリントンか

 日本の首相に比べてアメリカの大統領は世界に大きな影響力をもっています。今その国のトップが影響力を持つ国はアメリカ以外では中国・ロシア・ドイツくらいでしょうか。

 国のレベルこそ小さいですが、トップ一挙手一投足の動向が注目されるのが北朝鮮です。そもそもその国のトップが誰なのか知らない国も多いです。

 世界で一番影響力のあるアメリカのそのトップとなると注目されます。先日のスーパーチューズデーで一つの方向が見えてきました。

 民主党の方が分かりやすいようで、こちらはクリントン氏で決まりのようです。先日知ったのですが、民主党の場合党員選挙などで選ばれる代議員の他に特別代議員という人がいるそうです。

 こちらは、党員選挙などの決定に無関係で候補を選んでいいそうです。その数は共和党より格段に多いそうです。今完全に流れがクリントン氏にきていますし、政治経験から言っても特別代議員の大半はクリントン支持に回るようです。

 もちろんまだ西部のカリフォルニアや東部諸州が残っていますが、今回の7州の勝利の他に3州勝利していますから、10州ということになります。流は完全に今のところクリントン氏です。

 問題は共和党です。トランプ氏の優勢は間違いないようです。2位がクルーズ氏で3位がルビオ氏のようです。2位・3位連合を作らない限り、共和党の候補者はトランプ氏に決まりそうです。

 トランプ氏に決まった場合、既成の政治家それも共和党の政治家の支持を集めるのは難しそうです。共和党は今保守派が力をもっていますが、そのグループがトランプ氏を支持するとも思えないのです。

 ですからトランプ氏が候補になった場合、共和党でも支持しない人が出てくる可能性があります。インテリ層では支持が低いでしょう。

 逆にクリントン氏の場合政治経験が豊富なので、安心して政治を任せられます。アメリカのジャーナリズムは皆反トランプキャンペーンをやっています。

 候補者としてはおもしろいが、現実に大統領となったら大変だと思っているアメリカの有権者は多いでしょう。もし、トランプ氏対クリントン氏となったら、大方の予想ではクリント氏の勝利だと見られています。

 まだ先述したように予備選挙が残っていますが、だんだん方向が見えてきたとも言えます。そういえば今日は株式相場が大きく値上がりしていました。おじさんの持ち株も値上がりしましたが、まだまだ大きな含み損を抱えています。