新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

映画「マネーショート」を見てきました。

 このところ、アゴラの映画批評を見て映画を見に行っています。先日見た「海難」も「オデッセイ」もこの映画批評で高い評価を得ていたからです。

 どちらも見ごたえがあったし、映画批評の通りでした。映画批評では得点がついています。おじさんは70点以上のものを見に行っています。

 今回の「マネーショート」は80点でした。内容はリーマンショックの時事前に察知して巨額の利益を得た投資家たちの話です。

 ある投資家がサブプライムローンの問題点に気が付くのです。しかし、誰もそのことを信じてくれません。その投資家は間もなくサブプライムローンが破たんしそれに関わる企業は大変な損失を被ると考えるのです。

 サブプライムローン自身は空売りできませんが、代わりにリスク担保証券を空売りするのです。リスクを担保するための証券なので、リスクがないと考える投資家は空売りに応じるのです。

 リスクがないのにそれを売っても利益が得られるはずはないと考えたのです。サブプライムローンがどんどん発行されていた時、本当にそれで良いのかと考えた投資家たちは調査に行きます。

 そしてサブプライムローンが破たん寸前なのを確信します。事実サブプライムローンは破綻し、リーマンブラザーズと言う大手証券会社は破たんするのです。

 リスク担保証券を空売りしていた投資家は大儲けします。売っていた証券をただのような値段で買い戻したからです。ぎりぎりまでリスク証券の値段は下がらずドキドキします。

 アメリカの投資ファンドのすごさを見せつけられました。臆病者のおじさんにはとてもできないことです。さすがリスクを取るアメリカだと思いました。

 今度またおもしろ映画があったら見に行くつもりです。明日は試験で忙しいのでブログはお休みです。