やはり円高株安です。-午前の値上がりは何だったのか
今日は本来先日のアメリカの大統領予備選について書こうと思っていたのです。今日は午前中教会の仕事をしたり庭木を刈ったりして過ごして、午後から大手の本屋さんに行きました。
つまり、順調に回復していると思われた景気が足踏み状態であることを認めたのです。もし、EUも日本も金利引き下げ政策なのに(マイナス金利政策)アメリカだけ金利を引き上げたらあっと言う間に一層のドル高になったでしょう。
今少しづつ経済状況が変化しているようです。一つは資源価格の下げどまりです。底打ちと言ってもいいでしょう。もう一つは中国の景気後退が一段落したことです。
中国の景気後退が一段落したからこそ資源価格の底打ちが起こったともいえるでしょう。株価は年明けから3月経過しつつあるのに、大きく反発することはありません。
資源価格の底打ちと中国の景気後退が一段落したのですから、これから日本でも大きく景気後退はないでしょうが、世界経済は病み上がりの状態です。
今異次元の金融緩和にマイナス金利までやって景気を支えています。しかし、アベノミックスも3年で完全に破たんしました。円安ー企業の景気回復ー賃金上昇ーデフレ脱却というサイクルを夢見たのですかが全て崩れました。
円高ー企業業績の停滞ー賃上げ抑制ーデフレ回帰というのが今の流です。安倍政権は消費税値上げ延期でこれに対抗しようとしていますが、益々状況は悪くなると思います。
おじさんは1つの時代が80年で終わると信じています。人間の寿命もそのくらいだから社会の寿命もそんなものでしょう。すでに敗戦から71年です。残り9年です。
今のままだと9年後には財政破たんが待っているようです。明日はリハビリに行きます。