新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

ハッピーイースターー復活したイエスに出会った人々

 今日は復活祭(イースータ)でした。以前も書いたことがありますが、4つの福音書ではクリスマスの記述はなくてもイースターの記述は全ての福音書にあります。

 つまり初期のキリスト教徒にとって祝うべき日はイースターだったのです。事実おじさんが行っていた中国の教会でもイースターの方がクリスマスより盛大にお祝いされていました。

 今日はイースター礼拝が終わった後愛餐会がありました。今日はイースター礼拝の中で洗礼式が行われました。今日洗礼を受けられた方は3年くらい前から来られていた方です。

 50代の女性の方です。ご両親がクリスチャンだったそうで、教会生活を通して受洗を決意されたそうです。若い時に洗礼を受けるのもいいのですが、日常生活の忙しさのために教会から離れる方も多いです。

 しかし、ある程度人生を経験されてから受洗される方は最後まで教会生活を続けれれるようです。今日受洗された方は洗礼式に娘さんとお孫さんを連れてこられていました。

 これはとても珍しいことです。ただ自分が受洗する姿を子供や孫に見せるということはとても信仰の継承には大事なことだと思います。特に若いお孫さんにとっては、一生思い出に残ると思います。

 礼拝後愛餐会がありました。その中で牧師さんがクリスマスはメリークリスマスですが、イースターでは何と言うでしょうと質問しました。おじさんも知らなかったのですが、今日受洗された方のお孫さんがすかさす「ハッピーイースタです」と答えられました。

 それで今日のタイトルは「ハッピーイースター」にしたのです。今日の礼拝ではマタイ福音書の28章以下の記事からでした。

 イエスが復活して弟子たちの前に現れたことはどの福音書にも共通していますが、細かい点ではそれぞれの福音書で違いがあります。

 マタイ福音書では婦人たちが墓から立ち去ろうとしたとき、復活したイスに出会うのです。そして、イエスの方から「おはよう」と話しかけてきます。

 つまり、最初に復活したイエスに会ったのは、弟子たちでなくマグダラのマリアともう一人のマリアだったのです。彼女たちは復活したイエスに出会い「イエスの足を抱き、その前にひれ伏」すのです。

 イエスはまず「おそれることはない」と言います。そして「兄弟たちにガリラやへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる」と言うのです。

 復活の出来事は現代人だけでなく当時の人にも受け入れ難いものでした。復活が事実かどうかを議論しても仕方がありません。ただ一旦はイエスを見捨てて逃げ出した弟子たちがイエスの言葉を世界中に広めたことは事実です。

 そしてその後2000年近くイエスのことを信じる大勢の人がいるのも事実です。何か卑怯にもイエスを見捨てて逃げた弟子たちを再び立ち上がらせる出来事があったことは間違いないと思います。

 その出来事は弟子たちを殉教へと進んで向かう決心をさせるものです。明日は初めて証券会社の株式講演会を聞きに行きます。