証券セミナーに行ってきました。-全ては安倍さん次第
今日は生まれて初めて証券セミナーに行ってきました。現役の頃は仕事で、中国から帰った後はツマクマの介護などで行く時間がありませんでした。
一度は食事付きのセミナーの招待もあったのですが、いろいろな事情で行けませんでした。今は仕事の方も一段落(4月から新学期)で時間もあるので、どんなものか聞きに行きました。
なかなか技術力があるようなのですが、いかんせんネームばりゅがないので、今近隣の県をまわって個人投資家に投資を呼び掛けているようです。
100株単位ですが、今は株価が2000円近くするようです。配当は去年まで15円だったのですが、今年は倍の30円にするようです。
さて、肝心の株式セミナーですが、証券会社の考えが分かっておもしろかったです。まず年初からの株式相場の下落については、証券会社のアナリストも予想外だったようです。
理由をいろいろ言っていましたが、まあいまさらと言う感じです。当面3月末には日経平均で17500円まで行くと予想しているようです。
今日は一時小安くなったようですが、結局131円高で引けたようです。まあ配当取りもあるので、そんなところでしょう。明日配当落ち後にどれだけ戻せるかで4月相場も見えてくると思います。
そうなるとまず消費税引き上げ延期が選挙の争点となるだろう。また7月の選挙前に大幅な補正予算を組んでお金をばらまくだろう。
もし、消費税引き上げを実施し、財政出動をしなかったら選挙で負けることになる。そもそも安倍さんが海外から経済学者を呼んだのも消費税引き上げを再延期するための下準備である。すでに自民党内でも財政出動をしてほしいという意見が出ていると言うのです。
多分そうなると思いますが、消費税引き上げ再延期は国際的に見て日本が財政再建をあきらめたと見られます。また、最強と言っていい安倍政権でも消費税引き上げができなかったのですから、次の政権で引き上げができるはずもありません。
消費税引き上げができなければ、それを財源にしている諸政策ができなくなり、将来も暗いものになります。投資家としては、消費税引き上げを延期してもらった方がありがたいのですが、個人としてはそんなことをして良いのかと思っています。
消費税引き上げを延期するのは戦術それも選挙戦術としては正しいのですが、日本の将来を見据えた戦略としては間違っています。消費税引き上げを延期するかどうかは長い歴史の中で安倍さんがどう評価されるかの試金石となるでしょう。
明日はリハビリと血糖値の検査で午後は病院回りです。