17000円の壁は厚いです。―今年は株価波乱の年になりそうで。
今日は孫たちが都合で来ないのでブログを書いています。明日からは来るのでブログはお休みです。さて、今日は終わり値で再び日経平均17000円を割り込みました。
先日の証券セミナーでは17500円くらまでは3月末に到達すると話していました。証券会社は値上がりしてなんぼなのでどうしても現実より高く目標値を設定するようです。
それでもさすがに18000円とは言えなかったようです。現実には後1日ありますが、明日大幅な値上がりは期待できないようです。
今日は日経平均が下がったのでおじさんの持ち株もほとんど値下がりです。アベノミックスが発表された当時買った人は大きく損失を被っているでしょう。
去年の秋頃に買った人もそうです。さて、この先どうなるかですが、円高傾向が変わらない限り17000円を大きく越えて行くことは難しそうです。
この先一番の関門は消費税引き上げです。すでに株価は消費税引き上げ延期を織り込みつつあります。もし安倍さんが消費税引き上げを実行したら、株価は大きく下がるでしょう。
しかし、逆に消費税引き上げ延期を行ったら値上がりするかと言えば短期的に値上がりしても、海外の投資家が財政再建を放棄したとして売りに回る可能性もあります。
皆が皆予想したことはしばしば反対の結果が出ると言うことです。消費税引き上げ延期を決定すれば、さらに株価が上がると言うのは皆の予想です。しかし、その決定が出て逆に株価が下がる可能性もあるのです。
おじさんは消費税引き上げを実施すべきという少数派ですが、日本人お得意の先延ばしは、後で大きなつけが回ってくると知っているからです。
保護主義を口にするトランプ氏が大統領になったら、株価は大きく下げると思います。こちらも目が離せません。いずれにしても今年は株価にとって波乱万丈の年になりそうです。