連続安値です。ー一度日経平均15500円まで落ちてみれば。

　久しぶりの株ネタです。先週は孫が来たりして大変だったので、株の値下がりをブログで取り上げることができませんでした。

　4月入りしてから少しは値上がりするかと思ったのですが、今日も値下がりです。それ以上に円高がさらに進んで対ドルで111円台まで来ているのは気になります。

　ちょっと前まで120円台が当たり前だったのですが、今は110円台割れ寸前です。アメリカの金利引き上げで130円まで行くと思ったのとは大違いです。

　今日は自動車株が大崩です。トヨタは年初来安値だったようです。このところ日本を代表する企業の凋落が目立つています。

　先日は日本を代表する三井物産に三菱商事が大幅な減益だったし、パナソニックもこれからの目標を下げて大きく株価を下げました。

　電機株はソニー以外さんざんです。日立もかっての勢いがありません。ユニークな技術をもっていた東芝・シャープは中国系企業に身売りです。

　本屋さんには日本はすばらしい、日本経済は素晴らしいと日本を持ちあげる書籍が出ていますが、現状は残念ながらそうはなっていないようです。

　以前は株価も日経平均20000円をつけていたのですが、今は見る影もありません。17000円台で株を買った人も今は含み損を抱えていると思います。

　新年度入りすれば16500円から17000円の間で株価が展開すると思ったのですが、今では16000円割れ目前です。アメリカの株価はそれほど悪くないのに日本だけが下がっています。

　かっては、前日のアメリカの株価を見れば日本の株価の予想がついたものです。今ではアメリカの株価は何の参考にもなりません。一度15500円台くらいまで下落して底打ちをした方がいいと思います。

　じりじり下げて行く展開はあまりよくありません。大きく下げる下げはすぐ大きく反発します。しかし、じりじり下げる場合はなかなか水準がもどらないのです。

　消費税引き上げ延期はほぼ決まりでしょうが、延期したとしても大きく反発するとも思えません。延期するというのは日本お得意の先延ばしだからです。赤字を先延ばしにした東芝が結局どうなったかはみなさんご存じの通りです。

　選挙で勝つためだけの延期は最後に大きなショックを受けるでしょう。選挙で敗北するのを覚悟して、消費税引き上げをするなら、安倍さんは歴史に残る名総理となるでしょう。

　明日はリハビリです。