新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

「深山の桜」(神家正成著)を読むーおじさんと自衛隊

 今日も日経平均が下がっていました。これで7日間連続の下げだそうです。もう株ネタに飽きたのでちょっと話題を変えます。

 先日タイトルの本を読み終わりました。いつかこれについて書こうと思っていたら、昨日のブロゴスで「南スーダン派遣団派遣」について取り上げられていたので、これを書くことにしました。

 ブロゴスの記事では安保法制の駆けつけ警護の可能性が一番高いのが南スーダンだと言うのです。この本ではまさにその駆けつけ警護について書かれていました。

 著者は元自衛官の人です。この本の特徴は自衛隊の世界が細かく描写されていることです。とくに自衛隊の人事制度に詳しいです。

 自衛隊の将校は皆防大出身者ばかりではないのです。少年工科学校出身者で後に幹部の試験を受けて偉くなった人もいるのです。

 そんな人たちが登場人物になっています。ところで、おじさんと自衛隊との関わりですが、まず一番身近なところでは、おじさんの弟は自衛隊の事務官でした。おじさんが教員になったのを見て、自分も公務員になろうと思たそうです。

 と言っても商学部だったので、教員は無理と言うことで、事務官としては入りやすい防衛省の中級試験を受けました。合格して、防大の事務官が出だしです。

 その後東京を中心に回って地連の課長などをして退職しました。実は防衛省の事務官を目指したのは叔父さんが自衛官だったからです。

 こちらの方は海上自衛隊で通信部門が専門だったようです。全国をまわっていました。東北の寒い地方から南の島までです。今の電通大の前身の卒業で海上保安庁に入って、そこから海上自衛隊に移ったそうです。

 最後は2佐で退職するとき多分1佐になったと思います。弟の嫁は自衛官でした。自衛隊看護学校を卒業して自衛隊中央病院にいたようです。

 おじさんが東京に行った時、官舎に泊めてもらいました。自衛隊中央病院の近くでした。看護学校を卒業してその後幹部になる試験を受けて幹部になり、弟と結婚した時は2尉だったと思います。

 子育てをしながらの自衛官生活だったので大変だったようです。おじさんの教え子が自衛隊看護学校に行った時、おじさんの弟の嫁に会ったようでした。おじさんの名前がちょっと珍しいので気がついたそうです。

 ところで、ツマクマの方は公安職が多いです。公安職とは警察とか刑務官です。従弟に刑務官が二人と警察が一人です。おじさんの方は公安職はいません。

 一度ツマクマの従弟の家に遊びに行ったら、今から出勤と言って制服に着替えていましたが、同じ公務員でも全く別の世界だと思いました。刑務所でなく拘置所が長かったようです。

 弟や叔父さんのおかげで、自衛隊や軍事問題にも興味をもつことができました。明日の相場はどうなるでしょう。