北朝鮮問題について大きな変化が
このところ、北朝鮮問題をめぐって新たな動きがありました。それは北朝鮮の人の亡命です。共産圏では、以前多くの亡命者がいました。
かっての東ドイツなどは大勢の亡命者がいたものです。かっての中国でも香港などの亡命する人が結構いました。共産圏の指導者にとって、自国民が亡命することは、自分の失政を天下に示すようなものなのです。
その自信があるから、爆買いであれだけ大勢の中国人が日本に来ることを許しているのです。今急増しているベトナムの留学生も同様で大勢留学生を日本に出していますが、留学生が亡命するとは考えていません。
そんな中、中国の北朝鮮料理店から13人の亡命者がでました。これまでは、亡命者がその姿を現すことはありませんでした。
今回の亡命者はその姿を映されています。今回の亡命には中国がかんでいることは明らかです。ただ、形式的に中国から一旦海外に出してそれから韓国へ入国させています。
中国のような情報管理国家の場合、北朝鮮の料理店から13人もの人間が一斉に海外へ移動したら、すぐ変だと思うはずです。
今回の亡命者は北朝鮮が大丈夫だと認めて出国させたはずです。それに監視をする役割の人間まで巻き込んで一緒に亡命しているのです。
中国だけでなく、ロシアでも中国の様子を見てロシア政府も同じことをするかもしれません。もう一つは北朝鮮軍の大佐が亡命した事件です。
現役の大佐というのは、相当な地位です。日本で一佐と言えば連隊長クラス、また中央だと課長クラスと言うことになります。ばりばりの現役で伝えられるところでは、軍の中枢のセクションだったようです。
ただ、どこの国もそうですが、亡命者というのは疑わなければならない存在です。敵の中に潜り込むスパイかもしれないのです。韓国が発表したところを見るといわゆる身体検査は無事パスしたようです。
国家はそう簡単には破綻しませんが、破たんする場合多くは内部から崩壊します。トランプ氏が大統領になったら、北朝鮮を爆撃するかもしれませんね。
明日は高校時代の同級生と会うのでブログはお休みです。