新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

熊本地震の政治への影響

 昨日から次女の家にお手伝いに行っていました。今日帰ってきました。帰りの高速バスで久しぶりに日経新聞を買って読みました。

 そういえば、バスや電車の中で新聞を読んでいる人を見かけません。スマホで読んでいるのかもしれませんが、新聞離れがひどいようです。

 皆忙しいのでじっくり新聞を読む時間がないのかもしれません。ところで本題ですが、日経新聞では衆参同時選挙がなくなったと報じていました。

 日経新聞は読売・産経とならんで政府寄りなので、多分間違いないと思います。逆に言えば日経が誤報を出すとなるとビジネスマンの信用がなくなります。

 おじさんも以前書いたと思いますが今回の熊本地震で同時選はなくなったと思います。災害がまだまだ先行き不透明なのに選挙などしている場合かということになります。

 与党内でも同時選などしていたら、地震の被害者から非難の声があがり、選挙で負けると言う意見もでているようです。一時は同時選間違いなしと言われたものですが、すっかり流れが変わりました。

 同時に熊本地震の被害者への影響などを考えて消費税引き上げを延期すると言うこともできます。これなら増税賛成の経済界や財務省に言い訳ができるでしょう。

 不満の多かったTPP批准も先送りになりました。取りあえず参議院選挙までは地震対策に全力を上げなければなりません。

 今回の地震は余震が長く続いて復旧になかなか取り組めません。今の状態ではとても仮設住宅建設も難しそうです。市外へ一時避難が良いのですが、住み慣れた家を離れるのは難しいでしょう。

 また仕事が熊本市内にある人も仕事の関係で離れられないでしょう。子供の場合学校の問題もあります。とにかく、余震が収まってからすべてが始まります。

 友人や弟が熊本にいるので心配です。明日はリハビリです。