新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

ポステイングを始めますー健康と経済を兼ねて

 4月からいろいろなことを始めました。去年の7月ツマクマが亡くなってから一人になったので、時間を持て余していました。最初は相続などいろいろ忙しかったのですが、それも一段落した9月から日本語教師をやりました。

 勤務先まで高速バスで1時間もかかるところだったので、今の勤務先に代えました。今の勤務先は同じ市内です。やっていることは同じでベトナム人とネパール人に日本語を教えています。

 違うのは前回はプレゼンテーションと言って作文中心でしたが、今回は日本語能力試験2級対策です。今日も授業準備をしました。試験の内容は、語彙・文法・読解・聴解です。

 以前は作文だけでしたが、今回は教える分野が広いので準備が大変です。ただ学生さんが真面目なのと、教える人数が少ないのがありがたいです。それに勤務先の雰囲気がとてもいいです。

 細かいところに気配りがあります。ただ前回は月曜日の午後の2コマ(1コマ90分)だったのに対して、今回は週二回4コマで大変です。45分ずつなので、都合1週間に45分授業を8時間することになります。

 つまり8回分授業準備が必要なのです。それ以外の日は運動をするつもりでした。いまさらスポーツをすることもできないので、ウオ―キングをすることにしました。1日に4000から5000歩を目標としました。

 歩きながら、何の目的もなく歩いても仕方がないと思うようになりました。それで、ポステイングを思い立ちました。タウン誌(新聞)を配るのです。金曜日に面接に行ってきました。

 家の近くです。おじさんの町内はとても広いのです。それにちょっと奇妙です。普通1丁目の次が2丁目で次が3丁目と並んでいます。おじさんの町内はまず4丁目次が1丁目、2丁目、3丁目と続きます。

 4丁目から3丁目まで何とバス停が7つもあります。それに個人がばらばらに開発したので、道が入り乱れています。おじさんの家を尋ねてくる人は皆迷います。一度で来れた人はいません。

 今日事前調査で歩いてみたら、目の前に家があるのにフェンスがあって入れません。家の入り口ははるか大回りしないと入れないのです。同時にそこは行き止まりで、別の場所に行くにはまた戻らなければならないのです。

 事前調査してよかったです。もらった地図には入れてはいけない家、特に注文のある家、賃貸マンション、分譲マンションの別がありました。マンションの場合、広告に指定があるそうです。

 つまり、分譲マンションに住む人だけを対象とした広告ビラを入れてほしいなどです。逆に戸建てのみに配布という広告もあります。

 入れてはいけない家に入れると抗議が会社に来るそうです。500枚ちょっとを配布します。2日くらいかけてやれば良いそうです。会社としてはクレームが一番困るようです。

 1分の単価は当然安いです。だから、健康のためでなければとても仕事としては合いません。やっているのは、時間に余裕のある主婦とかおじさんです。

 来週から始まります。生まれて初めての外での仕事です。学生アルバイトでも外の仕事は1日しかしたことはありません。まさか定年後に中国の大学で教えたり、ネパール人やベトナム人に教えたり、タウン誌を配ったりするとは思いませんでした。

 定年後の人生の方がこれまでよりはるかに変化と刺激に満ちています。明日は教会です。教会総会があります。